【川勝県政踏襲???】鈴木氏「浜松の野球場はドーム型めざす」⇒大村氏は計画の再検証を訴える
5月9日告示、26日に投票がおこなわれる静岡県知事選。
前浜松市長の鈴木康友氏が当選すれば、川勝県政が引き継がれるのではないかと噂される中、早くも川勝県政踏襲の雰囲気を出してきた。
また、浜松市に計画されている県営の野球場については、ドーム型を目指す考えをあらためて示しました。
鈴木康友 氏:
私は今までの流れの中でドームを中心とした、いわゆるボールパークを県・市・民間と立ち上げていく。全体の事業としての中の球場の位置付けは、変わらず訴えていきたい
浜松市の「多目的ドーム球場」建設事業は、反対住民が多い中、川勝知事が計画を進めていた。
一方で、元副知事の大村慎一氏は、「大村氏は「県民、市民に使ってもらう大切な施設が料亭の密室で物事が決まっていくのはどうなのだろうか」と決定過程への疑問も口にした。そのうえで「どういう経緯か」「プロ野球で使うのか、市民の野球場なのか、イベントに使うのか」「(建設費)370億円でできるかどうかもわからない」とたたみかけた。」と、計画の再検証を訴えた(参考)。
プロ野球球団が本拠地としないドーム球場について、「札幌ドームは日本ハムの本拠地移転もあり、年間4億円規模の赤字を計上。減収対策として10億円を投入して2万人規模のコンサート開催が可能な「新モード」を採用も、稼働率は芳しくない。」と、札幌ドームの経営悪化が指摘されている(参考)。もちろん、県営球場なので、赤字を埋めるのには税金が投入される。
浜松市のほか、浜松市議会や浜松商工会議所などとつくる「新野球場建設促進期成同盟会」が早期実現や多目的ドーム型を求める要望書を川勝平太知事に提出していたから、前浜松市長がこれに前のめりになるのは不思議ではない。しかし、県全体を考えると、西部を優遇し東部を冷遇する姿勢が早くも見え、県西部と東部の軋轢を生みかねない。同時に、川勝県政が踏襲されるのではないかと心配になって仕方ない。
ネットの反応
前知事のせいでただでさえ県が東西に割れているのに、浜松に後援者にも利益を受ける「莫大な投資します」では先が思いやられます。
今、札幌ドームが問題になってることを知らないのかな?
浜松市民はもちろん要らないと言っているが、浜松市民でない、私達でもそんなもん不要だと明確にわかる。
ド―ムなんて作ったら県民の税金の無駄。
将来の赤字の産物でしかないのに、何故、そこまで固執するの?
やっぱりSUZUKI自動車の鈴木修相談役への配慮。