「CIAエージェント」原口氏の動画から発言部分削除⇒ナザレンコ氏「原口さん、「発言の撤回」とはそういうことじゃないでしょ」
立憲民主党の原口一博衆院議員のを巡り、またも騒動が。
在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏が、立憲民主党の原口一博衆院議員のYouTubeチャンネルの動画内で「CIAエージェント」と名指しされたことに対し、証拠か撤回を要求していた件で、原口氏の動画から、該当の発言の部分が2日までに削除された。
原口氏がアップした「日本会議の講演の講師代を岸田首相が代表を務める政党支部が支払っている」と題した動画では当初、冒頭の資料の紹介で、原口氏が「ドラさん」と呼ばれるコメンテーターに説明を求めた際、その人物がナザレンコ氏について「ウクライナ人のCIAエージェントです」と断定的に話した部分があった。2日夜の段階ではその部分がなくなり、その後の内容に続いている。
これに対しナザレンコ氏はX(旧ツイッター)で「原口議員の動画から私に関する発言の部分がこっそり削除された」と認めた上で「しかし、原口さん、『発言の撤回』とはそういうことじゃないでしょ。切り取りが拡散されてるし、昨日動画を見た人は貴方が例の発言を編集で削除したことも知らない。謝罪はいいから、削除したこととその理由を発表しないとダメでしょう」と主張。「根拠もなく一個人に対してデマを拡散してみて、本人にバレたら何もなかったことにするのは、責任ある国会議員のスタンスですか?」と訴えた。
ナザレンコ氏は1日の段階で「立憲民主党所属の原口一博衆議院議員のYoutubeにおいて、3:55から『ナザレンコ・アンドリーはウクライナ人のCIAエージェント。日本で一定の工作活動を、CIAから金貰ってやっている人』というデマ発言があった」と指摘。「無根拠な嘘かつ名誉毀損。直ちに証拠を出すか、撤回を求める」としていた。
原口議員の動画から私に関する発言の部分がこっそり削除された。
しかし、原口さん、「発言の撤回」とはそういうことじゃないでしょ。切り取りが拡散されてるし、昨日動画を見た人は貴方が例の発言を編集で削除したことも知らない。
謝罪はいいから、削除したこととその理由を発表しないとダメでしょう… https://t.co/fdO9kNEXTk— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) May 2, 2024
削除したということは不適切な発言が動画内にあったと認めたということ。国会議員がメディアに倣い削除しておしまいでは済まされない。
昨年9月には、原口氏がウクライナに関して、動画で「日本はネオナチ政権の後ろにいる」「アメリカの武器をたくさん買わせて請求書がうちにくる」などと発言していたことについて、在日ウクライナ大使館から「強い懸念を表するとともに、日本国会によるウクライナ支持決議に相違するものとして、絶対に受け入れません。」と抗議を受けていた。
在日ウクライナ大使館は、SNS経由発信された原口一博議員によるウクライナに関する発言につき、強い懸念を表するとともに、日本国会によるウクライナ支持決議に相違するものとして、絶対に受け入れません。@CDP2017 https://t.co/NBAwObZXHi
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) September 13, 2023
ネットの反応
しかし、同じことを与党の人間が行うと、撤回や謝罪発言だけでは許されず、辞職を求めたられり、過去の与党関係者の同類の問題をほじくり返したり、党全体の問題であるとして、テレビとタッグを組んで、時間をかけて何日も、延々と劇場型の批判運動を展開し、与党のイメージダウンを狙う。
だから、立民というか日本の左翼勢力は何時まで経っても支持されないというか信用されないんだよね。
野党だから目立たないだけで与党だったら大問題になります。