与那国町長「できれば憲法9条2項を変え、交戦権を認めるよう改めてほしい」
3日に開かれた「第26回公開憲法フォーラム」で、糸数健一与那国町長が登壇し「できれば憲法9条2項を変え、交戦権を認めるよう改めてほしい」と主張した。
憲法改正を求める立場の「第26回公開憲法フォーラム」（民間憲法臨調など共催）が3日、東京都内で開かれ、主催者発表で800人が参加した。糸数健一与那国町長が登壇し「できれば憲法9条2項を変え、交戦権を認めるよう改めてほしい」と主張した。
糸数町長は「現憲法は誰が読んでもおかしな日本語で書かれている」と指摘。「マッカーサーをはじめとする連合国軍総司令部（GHQ）にかすめ取られた一部のばかな日本人も加担し、日本人を徹底的に粉砕するために作られたのではないか」と述べるなど、いわゆる「押し付け憲法論」を展開した。
戦争や災害時に、政府の権限を一時強化する緊急事態条項を改正憲法に盛り込むことや「現憲法9条2項の交戦権を『認めない』を『認める』に改める必要がある」と強調した。
台湾有事の可能性にも触れ「将来（日本が）中国の属国に甘んじるのか、台湾という日本の生命線を死守できるかという瀬戸際にある」とし、「国の平和を脅かす国家に対して、一戦を交える覚悟が全国民に問われているのではないか」などと語った。
引用元 「9条を変えて交戦権を認めて」 与那国町長が都内の集会で主張 憲法は「GHQにかすめとられたばかな日本人も加担して作られた」
一部過激な発言が含まれているが、それだけ先島の首長は危機感を持っているということだろう。
また、沖縄タイムスによると「３日の憲法記念日に合わせ、沖縄タイムスは６月１６日投開票の沖縄県議選に立候補を表明している６８人に憲法アンケートを実施した。憲法改定に「反対」が最多の３２人（４７・１％）、「賛成」が２９人（４２・６％）、「どちらでもない」が６人（８・８％）だった」とのことだが（参考）、沖縄本島と先島からの立候補者を比較してどれだけ温度差があるか報じて欲しかった。
ネットの反応
だが、相当にして多くの国民が考えていることと同じ、至極真っ当なことであっても、こういった論調が出てくることを殆どのメディアは問題視しようとする。