補選で勢いに乗る泉代表→民主党政権の重鎮が苦言を述べていますよ!!
補選で奇跡的に3勝を挙げた立憲民主党。国政選挙で勝つことに慣れていない泉代表は意気揚々のようだ。
補選後には「単独政権、安定政権を極力めざす」とも語っているのだ。
勢いに乗りたい泉代表だが、冷静な人物がいる。民主党政権の重鎮で同僚であった輿石さんだ。
かつての重鎮の声に耳を傾ける冷静を泉代表は持っているのだろうか。
浮かれる泉代表、冷静な輿石さん
国政選挙で奇跡的に3勝を挙げた泉代表率いる立憲民主党。泉代表は補選で勝ったことが余程嬉しかったのか、次期総選挙について「単独政権、安定政権を極力めざす」「現時点ではもし急に(衆院が)解散されれば連立含みになる」と語り、擁立目標についても200人を早めに超えたいと語った。(参考)
しかし、だ。補選で勝ったとはいえ、支持率を見れば国民の期待が立憲民主党に寄せられているとは言い難いのが現状だ。
現状を認識せずに、政権交代という夢を見る姿勢だけは一向に治る気配がない。
浮かれる泉代表とは異なり、冷静な分析をしているのが民主党政権の重鎮、輿石さんだ。
輿石さんは産経新聞のインタビューに答え、「今、国民・有権者の多くは、投票したい政党がない、投票したい候補者がいないと思っているのではないか。」「3補選は立憲民主党が全勝したが、本当の実力で勝ったのかが問われる。今の野党が自民党政権にすぐとって代われると思っている有権者は少ないと見なければいけない。」と語っているのだ。
(出典 参議院)
さらに、だ。泉代表らが夢見る政権交代についても「野党第一党の立民が、政権交代の準備ができているかといえば、十分とはいえないでしょう。今の政権のどこがだめで、何をどうしていくのかという政権構想を打ち出さないと、有権者の期待には応えられない。」と語っている!!!(参考)
重鎮・元同僚から厳しい言葉が投げかけられているのだ。勝ちなれていない故、浮かれる気持ちはわかるが、泉代表は輿石さんの声に耳を傾けるべきだ。
そして本気で政権交代を目指すというのであれば、自民党の敵失を批判するのではなく、堂々と政策を訴えてもらいたい。