大串氏だけじゃない!岡田幹事長と安住国対委員長もパーティー開催⇒ネット「パーティー禁止をされると、困るのは立憲民主党では?」
政治資金規正法改正を巡り、立憲民主党が政治資金パーティーを禁止する法案を提出したにもかかわらず、大串博志選対委員長は、法案が成立するまではパーティーの開催を継続する考えを示したことが話題となったが、なんと、岡田克也幹事長も今月27日にパーティー開催を予定していて、安住淳国対委員長は4月25日にパーティーを開催したという。
自民党の山下貴司元法相は24日午前の衆院政治改革特別委員会の質疑で、政治資金パーティーに関し、立憲民主党の岡田克也幹事長が今月27日に会費2万円の「昼食会」として予定し、安住淳国対委員長は4月25日に会費2万円の「朝食会」として開催した、と指摘した。その上で、自民派閥パーティー収入不記載事件を受けて立民が提出し、特別委で審議中の「政治資金パーティー開催禁止法案」について、政治活動を行う上で現実的ではないと主張した。
立民の法案提出者の本庄知史氏は、岡田、安住両氏のパーティー開催を否定せず、「2つのパーティーは現行法に基づいて適法に行われている」と応じた。
山下氏は「責めているつもりは全くない。(開催は)当たり前のこと」と強調。岡田氏の政治資金収支報告書によれば、パーティー収入は(私設秘書らの)人件費や事務所費など必要経費に使われていると指摘し、「パーティーを禁止してしまうと、政治活動に大きな制限を加える」と主張した。
本庄氏は、「政治資金や選挙に関するルールは、各党、各議員、各候補者にとって同一、同等の条件であるべきだ」などの理由から、禁止法案の成立・施行前に所属議員にパーティー自粛を求めないのが立民の方針だと説明した。政治の信頼回復のため、パーティーを禁止すべきだと改めて訴えた。
立民では、大串博志選対委員長も6月17日にパーティーを予定していることが明らかになっている。禁止法案を提出する一方で党幹部が開催する状況に、与野党から整合性を疑問視する声が上がっている。
何やら禁止する前にやれるだけやれというように見えてしまう。もちろん、現状で禁止されているわけではないので開催すればいいが、おそらく自民党議員がパーティーを開催すれば、岡田幹事長や安住氏は黙っても、辻元氏・蓮舫氏・杉尾氏あたりが鬼の首を取ったように批判するのではないだろうか。
立憲のパーティー開催を巡ってはこんな意見も。
パーティ全面禁止の法案を提出しておいて幹部がパーティ開催となれば本気度が疑われるのも当然だ。法律が成立したらやめるというが、立憲民主党だけが主張する全面禁止法案が成立する可能性はゼロ。開催は認めつつ開示基準の引き下げなどを迫った方が良かったのではないか。 https://t.co/0EI8IHdGh7
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) May 23, 2024
玉木代表は「立憲民主党だけが主張する全面禁止法案が成立する可能性はゼロ」と指摘しているが、もしかしたら、立憲も本心はそう思っていて、法案提出はポーズだったのだろうか。だとしたら立憲議員の説得力のない行動も頷ける。
法案を本気で通すつもりなら成立前に自粛するはず。成立する可能性が低いから大串氏も「今のところやる。法律が通ればやらない」を強調したのだろうか。
もし、法案が通らなくても「立憲は政治資金パーティーを禁止する法案を提出した」という事実と良いイメージが残る。しかし、大幹部が立て続けにパーティを開催しては台無しだが。
これはあくまでも推察だが、本当のところはどうなのだろうか。
ネットの反応
他者には異常に厳しいくせに自分たちにはとことん甘い。