岡田幹事長「自民、維新のプロパガンダだ」に玉木代表「違う、そうじゃない」




政治資金パーティーの扱いをめぐって、立憲民主党の岡田克也幹事長は、党が提出した政治資金パーティー全面禁止法案が成立するまでは、開催を一律に取りやめることはないという認識を示していたが、党内外からの反発でパーティー開催を中止する判断をした。

一方で、「立憲民主党が今国会に政治資金パーティー全面禁止法案を提出しながら、議員個人のパーティー開催を認めていることへの批判について、立憲の岡田克也幹事長は26日、「日本維新の会とか、自民党とか、一部メディアによる『立憲がおかしなことをやっている』というプロパガンダだ」と反論した。」と朝日新聞が報じた。

岡田幹事長の発言に、国民民主党の玉木雄一郎代表が「違う、そうじゃない」とツッコミをしたうえで「「言ってることとやってることが違う」から批判されている」と指摘した。

国民民主党の榛葉賀津也幹事長も「息子に『禁煙しろ』というお父さんが、たばこを吸いながら言っても説得力はない。『政治資金パーティーをやめろ』というなら、自ら範を示さないと。自民党の思うつぼだ。めまいがしてきた」とコメントしていた。

◇「禁止法案」提出しながら…

「(立憲民主党の岡田克也)幹事長もやるの? 息子に『禁煙しろ』というお父さんが、たばこを吸いながら言っても説得力はない。『政治資金パーティーをやめろ』というなら、自ら範を示さないと。自民党の思うつぼだ。めまいがしてきた」

榛葉氏は24日の記者会見で、立憲民主党の岡田氏や大串博志選対委員長らが政治資金パーティーを開くことを記者団に聞かれ、こう答えた。さらに続けた。

「私たちは『調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途を公開をすべきだ』と主張しており、日本維新の会も国民民主党も率先して公開している。私たちは政治資金パーティー自体は悪いわけではないので、『5万円以上の公開』『外国人のパーティー券購入禁止』を決めている」

引用元 「めまいがしてきた」立民・岡田幹事長ら幹部のパーティー強行に国民・榛葉幹事長が痛烈批判!「自ら範を示さないと…自民党の思うつぼだ」

岡田幹事長は他党からパーティーについて批判されているというが、玉木代表や榛葉幹事長が述べているように、他党はパーティー全面禁止を訴えていない。そして、他党も新聞記者も政治資金パーティーについて悪いとは言っていない。政治資金パーティー全面禁止法案は立憲が単独で提出している。その立憲幹部がパーティー開催を予定していたから「言ってることとやってることが違う」「法案提出の説得力がない」と批判されたのだ。その点においては榛葉幹事長の禁煙の例えは非常にわかりやすい。

この違いが判らないようなら岡田幹事長は政治家として絶望的だ。次期衆院選に向け即座に執行部入れ替えをした方が良さそうだ。







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