「オール東京」って…?蓮舫氏、都庁内で『東京が2番になっちゃうよ』『うちの部署が仕分けられる』といじられる?
「都政を変えよう-オール東京大集会-」と、蓮舫氏を支持する共産党などの人たちが連呼していたが、そもそも「オール東京」とは何なのだろう。
しんぶん赤旗には「東京都知事選の告示(20日、投開票は7月7日)を間近に控えた18日夜、「市民と野党の共闘 都政を変えようオール東京大集会」が中野区内で開かれました。蓮舫参院議員は、約1300席を埋めてロビーにもあふれた参加者に「これだけの皆様の心を受け止め、前に進む思いを強くしている」とあいさつ。各地の市民運動関係者もステージに上り、「地元で培ってきた市民のエネルギーで蓮舫さんを勝利させる」などと語りました」とあった(参考)。
市民と野党と言っても、国民民主党は蓮舫氏の支援を否定し、日本維新の会は、今回の都知事選について静観する構えだ。さらに市民である連合も蓮舫氏の支援を否定している。
さらに蓮舫氏にとって悲報なのは、都庁内で非常に人気がないらしい。
FRIDAYは19日に「「小池知事」に敗れても問題なし…都知事選に出馬表明した「蓮舫氏」に用意されている「保険」の内容」を配信。そこには都庁内で蓮舫氏がいじられていることが記されていた。
知名度のある蓮舫氏は都知事選への出馬が何度も取りざたされてきた。今回も当初は蓮舫氏の出馬はない、と目されていた。そんななか、今回出馬することをうけて、都幹部職員はこう語る。
「出馬は正直驚きました。検討はしているけれど、首を縦に振らなかったと聞いていました。4月の衆院3補選での全勝、静岡県知事選、目黒区の都議補選で立憲民主党の公認または推薦候補の当選が続いたことに勢いを感じたのでしょう。
ただ、庁内では、軽んじられている雰囲気があります。『東京が2番になっちゃうよ』『うちの部署が仕分けられる』と面白おかしく扱われています。5月29日も都議会各会派への挨拶回りとして、議員控室に来ていましたが、共産党の控室で大ハシャギし、呆れられていました。庁内で蓮舫さんを推す声はほぼなく、勝つとは思われていません」
よほど民主党政権時の事業仕分けのイメージが強いのだろう。都庁内においての蓮舫氏の不支持さがうかがえる。連合と一部の野党から見放され、さらに都庁では不人気。これのどこが「オール東京」だろう。
ネット上でも「オール東京でなく、オール左翼じゃん」と言う意見が飛び交っている。蓮舫氏を支持する面々を見ればそういいたくなるだろう。