逢坂氏、党首討論での岸田総理の発言に「憲法審の運営に口を出したことは極めて遺憾だ」⇒言及したのは立憲の姑息な姿勢では?
立憲民主党の逢坂誠二代表代行が19日の党首討論で、岸田総理が泉健太代表に「安全保障やエネルギー分野も、憲法改正も責任ある対応をお願いしたい。憲法改正案の起案の動きがあれば国会の委員会を全てとめるというような発言もあった。極めて無責任な対応ではないか」と述べたことについて不満を述べている。
衆院憲法審査会で野党筆頭幹事を務める立憲民主党の逢坂誠二氏は21日、岸田文雄首相が19日の党首討論で改憲条文案作成への協力を立民に呼びかけたことに反発した。「憲法審の運営に口を出したことは極めて遺憾だ」と記者団に述べた。21日の衆院憲法審幹事会で、与党筆頭幹事を務める自民の中谷元氏は23日の国会閉会後も憲法審を開くよう提案したが継続協議となった。
逢坂氏は9月までの自民党総裁任期中の改憲を掲げてきた首相の姿勢に対し「荒唐無稽で、政治的ポーズに過ぎない」と批判した。
岸田総理が述べているのは、憲法審の運営の中身ではなく、立憲の憲法審に臨む姿勢だ。「憲法改正案の起案の動きがあれば国会の委員会を全てとめる」とは、国会を人質に取り憲法審を阻んでいる動きにしか見えない。実際にNHKは6月6日「立憲民主党の斎藤参議院国会対策委員長は、仮に(憲法改正の条文案の)作成を進める場合、政治資金規正法の改正案を含め、すべての法案審議に応じられないという考えを伝えました」と報じている(参考)。この報道の時も「全く関係ない法案を公然と人質に取っている」「完全な職務放棄だろ」「反対なら反対で議論すればいい」とブーイングが起こっていた。
野党第一党でありながら、このような無責任な姿勢を取り続ける立憲の方こそ遺憾である。
ネットの反応
政治と金とかとはまた別の議題であり、話。
「今の段階ではすべきでない」
「まだ機が熟していない」
「幅広い国民合意が不可欠」
「安倍政権のもとでは話し合いに応じない」
こう言い続けて改憲論議から逃げ続けた立憲民主党は
国民から「おまいう案件」としか見られていない。