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立憲「単独過半数を取れるだけの候補者擁立を目指す」⇒勝手にそんなこと言って大丈夫ですか?野党一本化は?




立憲民主党が次期衆院選において、単独過半数を取れるだけの候補者擁立を目指すようだ。

 「自民と小選挙区で競えるよう夏もしっかり馬力をかけて擁立を進めたい」

岡田幹事長は25日の記者会見でこう強調した。自民内で高まる岸田首相(自民総裁)批判について「改革を前に進めたことがけしからんとの不満が噴出しているとすると、この党の将来はない」とも断じた。

立民は、2月の党大会で次期衆院選小選挙区での候補者擁立目標を「200人」と設定した。現時点では180人にとどまっているものの、泉代表は「単独過半数(233議席)を取れるだけの候補者擁立を目指す」と上方修正にも意欲を示す。読売新聞社の世論調査(21~23日)で次の衆院選の後に望む政権について聞いたところ、「野党中心の政権に交代」が42%に上ったことも強気の姿勢を後押ししている。

引用元 立民、次期衆院選で不正還流関与の議員に対抗馬…世論批判追い風に擁立急ぐ

立憲が単独で戦うのならそれでいいだろう。むしろ、そうすべきだ。

単独過半数分の候補者を擁立だとすれば233人でいいが、単独過半数の議席が取れるだけの候補者を擁立となれば、それ以上の候補者を揃えなければならない。因みに立憲は2021年の衆院選においての候補者数は、小選挙区214人だ。自民党は小選挙区277人。

落選者の数も計算に入れなければいけないので、立憲が単独過半数の議席を獲得するつもりなら自民に迫る候補者を擁立する必要がある。因みに公明党は9人、共産党は105人。

しかし、立憲は野党一本化を図っている。現段階では共産党が共闘することになると思うが、立憲が候補者を増やすとなれば共産の候補者は減らさなければいけない。そこに社民、れいわが加わるかもしれない。そうなればまたバランスを取らなければならない。さらに立憲は国民民主党にも呼び掛けている。万が一にもないと思うが、もし野党一本化となれば更に調整が混乱するはずだ。

それなのに、他党のことを考えずに勝手に主張している。いかに立憲の考えが浅はかかがよく解る。同時に立憲が考える野党一本化が立憲を利するだけのものだということも再確認できた。

各々の政党がそれぞれ主張する候補者数を擁立すれば競合する選挙区も増える。候補者数については、他党と共闘するのならすり合わせが必要なはず。他党のことを考えずに勝手に候補者数を述べるなど、どれだけ上から目線で身勝手なのだ。勝手に候補者数を主張するのなら野党一本化など言わず、それぞれの党が好きな選挙区に候補者を擁立すればいいということになる。

そもそも基本的な政策の協議をしない時点で単なる野合だ。基本政策を一致させて共闘するのが本筋だ。







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