「蓮舫知事を誕生させることができれば、日本共産党は与党第1党」と共産党機関紙が大主張→都議補選でも連携??
加熱している東京都知事選挙の報道。しかし、東京都知事選挙の投開票日はもう一つ大事な選挙の投開票日だ。それが東京都議会議員補欠選挙だ。
東京都知事選挙に比べ、報道量が少ない都議補選だが、熱量を持って臨んでいるのが共産党だ。
共産党は立憲民主党とのすみ分けを実現し、機関紙赤旗は『蓮舫知事を誕生させることができれば、日本共産党は与党第1党』と主張しているのだ。
蓮舫さんが都知事になった場合、議会で協力する姿勢を鮮明にした共産党。蓮舫さんはもはや無所属とは言い難い。
「与党第一党」を虎視眈々狙う共産党
東京都知事選挙と同日に投開票を迎える都議補選。東京都知事選挙と比べ注目度は低いが、ここでも立憲民主党と共産党が連携している。
読売新聞の報道によると立憲民主党は候補者を絞り、7つの選挙でのすみ分けを実現したというのだ。そして共産党の田村委員長は「都議補選も共闘で政治を変えよう」と板橋区内で訴えていたと言うのだ。(参考)
(出典 参議院)
東京都知事選挙では、「なんちゃって無所属」の蓮舫さんを支える立憲民主党と共産党だが都議補選でも連携は変わらないようだ。
そして、立憲民主党との連携について共産党の機関紙、しんぶん赤旗が「主張」で次のように訴えている。
東京都知事選挙(7月7日投票)と同日投票の都議補欠選挙(9選挙区)が28日に告示されます。知事選で蓮舫都政を誕生させるとともに、それを支える都議の議席増を勝ち取り、東京都政と、行き詰まった自民党政治を転換しましょう。
日本共産党は、江東区、中野区、北区、板橋区で公認候補を立て、府中市で無所属候補を支援して、蓮舫候補の勝利をめざす知事選と一体にたたかいます。
(中略)
蓮舫知事を誕生させることができれば、日本共産党は与党第1党になります。蓮舫都政を都議会で支える力を、どうしても大きくしなければなりません。日本共産党の躍進で、都政転換へのパワーアップをなんとしてもなしとげましょう。
引用元 知事選と一体で政治の転換を
何と、だ。蓮舫さんのもとなら「与党第一党」になれると大宣言しているのだ。
東京都知事選挙ばかりが注目集めているが、都議補選も大事な選挙であることに変わりない。蓮舫さんを都知事に共産党が与党第一党の都議会が良いのか都民には慎重に判断を下してもらいたい。