玉城知事、米軍パラシュート降下訓練計画に「米軍の暴行事件があったばかり。非常に不信感を持たざるを得ない」⇒ネット「米軍の暴行事件ではなく、一部の米兵士の暴行事件」「米軍兵士の事件と米軍の訓練が何故、リンクするのか理解できない」
米軍嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を計画していることを受け、玉城デニー知事は「米軍の暴行事件があったばかり。米軍がわれわれの要求をどのように受け止めているのか、非常に不信感を持たざるを得ない」と不快感を示したそうだ。
米軍が8日午後5時半~8時にかけ、沖縄県や基地周辺自治体が反対する米軍嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を計画していることを受け、玉城デニー知事は8日午前9時ごろ、「米軍の暴行事件があったばかり。米軍がわれわれの要求をどのように受け止めているのか、非常に不信感を持たざるを得ない」と不快感を示した。県は口頭で中止を申し入れる方針。県庁で記者団に答えた。
降下訓練は原則、伊江島補助飛行場で実施する取り決めになっている。米軍は伊江島補助飛行場の滑走路の不具合などを理由に、昨年12月から5カ月連続で嘉手納基地での訓練を実施。そのたびに県や基地周辺自治体が日米両政府へ訓練中止を求めてきた。
今回実施されれば、4月19日以来。玉城知事は、日米の合意に反するとし「訓練が必要であれば県外や国外で適地を探して行うべきだ」と述べた。
引用元 「米軍の暴行事件があったばかり…非常に不信感」玉城デニー知事、嘉手納基地での降下訓練計画で 沖縄県は中止を申し入れる方針
まず指摘しておかなければいけないのが、「米軍の暴行事件」ではなく、「米軍関係者の性暴力事件」もしくは「米兵士の性暴力事件」だ。許せない犯行ではあるが、拡大解釈させるのは良くない。
そして、この「米兵士の性暴力事件」をもってパラシュート降下訓練計画を自粛させるのは無理がある。一兵士の犯罪をもって組織の行動すべてを自粛させようとするなら、とんでもないブーメランが返ってくることになる。玉城知事は、そこまで言うのなら、辺野古ダンプ事故は抗議活動の方法が原因なのだから、抗議活動を自粛させるべきだろう。
ネットの反応
静止しようとした警備員が一人亡くなっていますが、
沖縄県が、基地反対派に活動中止を申し入れないのはなぜですか?
米軍の暴行事件 と言う表現は、米軍そのものを意思、あるいは指示で暴行事件になったようは言い方である、一部の米軍兵士と言うべきである。
また、いち米軍兵士の事件と米軍の訓練が何故、リンクするのか理解できない。
米軍に所属するアメリカ人が犯した個人的な犯罪(許しがたいですが)と、軍の活動(訓練)は別のものとして対処すべきだと思います。
中国の尖閣領海侵犯や漁民への威嚇、操業妨害には全く抗議せず容認。