蓮舫氏を批判した朝日新聞社員が会社から厳重注意、謝罪に⇒政権批判を繰り返す社員は注意しないの?蓮舫氏批判だから注意したの?
朝日新聞社員がSNSで蓮舫氏を批判したことについて、朝日新聞は厳重注意し、投稿した社員もSNSで謝罪をしたという。
蓮舫氏は芳野氏の発言を報じたニュースを引用し、先の投稿のように主張。そんななか、Xのプロフィール欄で会社名は明かしていないが、新聞社の政治記者を名乗り、実名で運用している個人アカウントで、蓮舫氏の投稿を痛烈に批判したのだった。
投稿では蓮舫氏を名指しし、芳野氏が評論するのは自由と認めつつ《しかも共産べったりなんて事実じゃん》と非難。また連合の組織票は下がっているものの、“蓮舫氏を支持しなかったからではない”と主張。その上で《自分を支持しない、批判したから衰退しているって、自分中心主義か本当に恐ろしい》と、強い言葉で蓮舫氏を罵ったのだった。
この投稿はたちまち拡散され、氏名や経歴から「朝日新聞社の記者では?」との指摘が。またプロフィール欄では《発言は個人の見解です》と断り書きが記されていたとはいえ、大手新聞社に所属している立場で、一方的な主張をしたことに「同紙の見解なのか?」という批判が相次ぐことに。そのため同記者への批判のみならず、朝日新聞社に対しても厳しい声が相次ぐ事態に。
《大丈夫なの?、朝日》
《報道機関の記者とは思えないような投稿です》
《本当に朝日新聞の記者なんですか? 考え方が稚拙すぎます》
《この人、朝日新聞の記者なの? じゃん とか使ってるし》
《仮にも朝日の記者が(内容の是非はともかく)こうした品を欠いた投稿を嬉々とする、というのは衝撃的というか、新聞というメディアの黄昏を極めつけの形で見せつけられたというか。朝日の命脈も長くはないな(まだ購読してるが、そろそろかな)》そこで本誌は16日、波紋を呼んでいる同記者の投稿について朝日新聞社を取材。すると同日18時すぎに広報部より文書で回答があり、投稿主が朝日新聞社の記者かどうかについて「当社の社員です」と認めた。その上で、次のように謝罪したのだった。
「個人の見解の投稿でしたが、配慮に欠ける極めて不適切な内容と考えています。会社としても本人に厳しく注意しました。関係する皆様に深くおわび致します」
なお朝日新聞社から回答があった直後、投稿主の記者もXを更新し、《これまでの私の投稿に不適切な表現がありました》と謝罪文を掲載していた。
上記時では朝日社員への批判的な意見が紹介されているが、公平性が求められる記者がこういった投稿をするのはいかがなものかという意見の一方で、記者とはいえ、仕事を離れれば表現の自由はあるという考えもある。実際には意見が割れている。
今回は蓮舫氏に対する批判を行ったとのことだが、これで注意処分ならもっと処分されるべき記者は大勢いるのではないだろうか。安倍元総理、菅前総理、岸田総理に対する記者の批判はこんなものではない。しかし、これまで黙認されていたのではないだろうか。さらに言えば、東京新聞記者や沖縄タイムス記者や神奈川新聞記者等、朝日新聞以外にも政権批判をしている記者はいる。蓮舫氏を非難した記者が注意され、謝罪するにまで追い込まれるのならば、政権批判を繰り返す記者らについても業界内で問題視するべきではないだろうか。
それとも、蓮舫氏を批判したから朝日新聞は問題視したのだろうか。政権批判については「社員の表現の自由」で片付け、野党議員などの反政権側の批判については注意というのならとんでもないダブスタだ。