メローニ首相の身長めぐり、侮辱した記者に賠償命令⇒記者は報道の自由と反論⇒ネット「どの国にも幼稚な記者おるな」
イタリアのメローニ首相の身長を巡り、侮辱した記者に対し、裁判所は記者に損害賠償の支払いを命じたという。
メローニ伊首相を「ちび」扱い 名誉毀損で記者に賠償命令 「報道の自由」と反論 https://t.co/jVyKfLrX11
記者は「ちび女」「身長120センチしかないので、どこにいるか見えない」と書き込み、メローニ氏が提訴。伊メディアで、メローニ氏の身長は158~163センチと報じられている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 19, 2024
イタリアの裁判所は、メローニ首相(47)に身長を巡って屈辱を与え、名誉を毀損したとして、30代のフリー女性記者に5千ユーロ(約86万円)の損害賠償の支払いを命じた。執行猶予付きで1200ユーロ(約21万円)の罰金も課した。ロイター通信などが18日に報じた。
問題となったのは、メローニ氏が首相に就任する前の2021年に発信された投稿。記者がメローニ氏と独裁者ムソリーニの写真を並べて政治姿勢を批判した記事に対し、メローニ氏が反発してSNS上の応酬となった。記者はメローニ氏を「ちび女」「身長120センチしかないので、どこにいるか見えない」と書き込み、メローニ氏が提訴した。伊メディアで、メローニ氏の身長は158~163センチと報じられている。
一方で判決は、記者がメローニ氏とムソリーニを並べた合成写真を公表したことについては、賠償責任を問わなかった。記者は18日、SNSで「報道の自由をめぐって政府に問題がある」と反発した。
メローニ氏は、これまでにも記者を相手取って提訴してきた。昨秋には、不法移民への強硬姿勢を巡り、メローニ氏を罵った作家が名誉毀損で罰金の判決を受けた。
どこの国にもこういった記者はいるようだ。
記者は「報道の自由」を訴えているようだが、虚偽や侮辱をしていい自由はない。特に身体的特徴を揶揄するのはダメだろう。日本でも岸田総理のメガネを揶揄する議員などがいるが、反省していただきたい。
それに報道の自由については、自由には責任が伴う。これは日本のジャーナリストも肝においておかねばならない。