立憲民主党の若手が新たな国家ビジョン「インパクト立国」を掲げる→意味わからない標語を掲げるのが伝統なの??
代表選が近づく立憲民主党。泉代表はアピールに懸命だが、周囲の反応は冷ややかだ。
そんな中、立民の若手中堅グループが新たな国家ビジョンを掲げ、代表選前に存在感を高めようと動いた。
しかし、だ。その国家ビジョンは「インパクト立国」という意味不明なもの。「生活安全保障」をはじめ、これまでも意味不明な標語を作ってきた立憲民主党。その伝統は若手にもしっかり受け継がれているようだ。
意味不明な標語を掲げる若手中堅
結党以来、政府与党を批判する姿ばかりが報じられてきた立憲民主党。本来、政党として求められる政策立案能力を備えているのかは報道からは窺い知ることはできない。
そんな立憲民主党に見せ場がやってくる。それが代表選だ。
代表選を前に、政策立案能力、そして国家ビジョンを示し、存在感を試みるグループが存在する。若手中堅で構成される「直諫の会」だ。
若手中堅ということで、少しは期待したが示されたのは意味不明のものだった。掲げた国家ビジョンは「インパクト立国」というもの。
この「インパクト立国」という言葉を聞いて、具体的な国家ビジョンを想像できる人がいるとは思えない。
産経新聞の報道によると、「インパクト立国」とは「市場経済の発展と社会課題の解決の両立」を目指し、具体的には「インパクト投資市場」を創設し、脱炭素や少子化対策など国家的課題に取り組む企業を支援するというもののようだ。(参考)
批判ではなく、何かを変えようとする姿勢は評価したい。だが理解に苦しむ標語を作る癖は治した方がいい。
若手中堅グループが「インパクト立国」を掲げる前、今ではすっかり聞かなくなったが、立憲民主党は「生活安全保障」なる意味不明の言葉を作っていた。
意味不明な標語を作ってなんの意味があるのか。国民に伝わらない標語など言葉遊びと言わざるを得ない。
政策立案能力があることを示したいのであれば、国民に伝わりやすい言葉を選んでもらいたい。