岸田総理の改憲コメントに、杉尾氏「自民党結党70年と憲法改正は何の関係もない」「こんな総裁の下での改憲など論外」⇒ネット「党是なんだから節目の年こそ改正したいと考えてるのはおかしくない」「誰が憲法改正言っても反対するだろ」
立憲民主党の杉尾秀哉参院議員は8日、岸田総理の憲法改正に関するコメントを引用したうえで「そもそも、自民党結党70年と憲法改正は何の関係もない。何より、憲法改正を自らの総裁再選のための「材料」とする不純さ。こんな総裁の下での改憲など「論外」」とコメント。
そもそも、自民党結党70年と憲法改正は何の関係もない。何より、憲法改正を自らの総裁再選のための「材料」とする不純さ。こんな総裁の下での改憲など「論外」。 https://t.co/F2FoZC1vSk
— 杉尾ひでや 参議院議員 長野県選出 (@TeamSugioHideya) August 8, 2024
このコメントで立憲民主党が論憲政党ではないことが解る。
そもそも自民党は立党時から会見を党是としている。『立党宣言・綱領』には「わが党は右の理念と立場に立って、国民大衆と相携え、第一、国民道義の確立と教育の改革 第二、政官界の刷新 第三、経済自立の達成 第四、福祉社会の建設 第五、平和外交の積極的展開 第六、現行憲法の自主的改正を始めとする独立体制の整備を強力に実行し、もって、国民の負託に応えんとするものである。」と記されている。
そして自民党結党70年の節目を迎えた。70年の時を経て宿願成就に意欲を示すことは何ら不自然ではない。
「憲法改正を自らの総裁再選のための「材料」とする不純さ」については、今になって改憲を言い出したのであれば杉尾氏の指摘もあてはまるだろうが、そうではない。改憲は自民党の党是であるとともに、故安倍元総理の宿願で、岸田総理は引き継ぎ、総理就任以来、自らの宿願としても改憲を訴え続けてきた。「不純」な動機のように誘導しようとする発言こそ不純だ。
杉尾氏は「こんな総裁の下での改憲など「論外」」と述べているが、同じことを安倍政権時にも同じことを言っていた。菅政権時にも立憲などは「自民党政権下では反対」と言っていたはず。結局誰が総裁でも改憲には反対ではないか。よくも論憲政党を名乗れたものだ。