ロシア海軍のミサイル巡洋艦が沖縄に出現を海自が確認。尖閣では機関砲装備の中国船を海保が確認
防衛省・統合幕僚監部は20日、沖縄県西表島の南西約60kmの海域で、ロシア海軍のスラバ級ミサイル巡洋艦とウダロイI級駆逐艦を確認したと発表。
R6.8.20(火) #海上自衛隊 は、ロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦とウダロイⅠ級駆逐艦が、沖縄県 #西表島 と #与那国島 の間を北東進して東シナ海へ向けて航行したことを確認しました。#ましゅう(第1海上補給隊) pic.twitter.com/p7VMYvfHDQ
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) August 20, 2024
今回確認されたスラバ級ミサイル巡洋艦は、満載排水量が約1万1000トンと大柄で、船体にP-1000「ヴルカーン」対艦ミサイルの連装発射筒が8基も並んでいる異様な外観が特徴です。元々は、旧ソ連がアメリカ海軍の空母に向けて対艦ミサイルによる飽和攻撃を行うために開発した艦艇のため、重武装となっています。
1番艦「モスクワ」が黒海艦隊、2番艦「マーシャル・ウスチーノフ」が北方艦隊、3番艦「ヴァリャーク」が太平洋艦隊に配備されましたが、「モスクワ」は2022年4月、ウクライナ軍が発射したネプチューン地対艦ミサイルにより撃沈されています。今回、自衛隊が確認したのは、太平洋艦隊の旗艦となっている3番艦「ヴァリャーク」です。
ウダロイ級駆逐艦は、旧ソ連が開発した大型対潜艦で、満載排水量は約8500トン。計13隻が建造されています。
一方、尖閣では中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認したとのこと。こちらは25日連続で、4隻とも機関砲のようなものを搭載していたという。
尖閣周辺に中国船 25日連続 海警局の4隻、機関砲のようなものを搭載 https://t.co/FbAkbkY12g
第11管区海上保安本部(那覇)によると、4隻とも機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 21, 2024
こちらはもはや日課のように常態化してしまっている。
普通なら沖縄がどれほど危険にさらされているか理解するはずだ。今は海自と海保が厳しく監視しているおかげで日本周辺の海は守られている。
海自と海保の皆さん、本当にご苦労様。