NHK国際放送不適切発言めぐり、石垣市長がNHKに「誠に遺憾であり、再発防止策の徹底を強く求める」とする要請文送る⇒沖縄県知事は沈黙…
NHK国際放送で、中国人外部スタッフが中国語のニュースの中で、尖閣諸島について「中国の領土である」と述べた問題を巡り、石垣市の中山義隆市長はNHKの稲葉延雄会長に対し、「誠に遺憾であり、再発防止策の徹底を強く求める」とする要請文を送った。
沖縄県石垣市の中山義隆市長は20日、NHKの稲葉延雄会長に対し、NHKが19日の国際放送で尖閣諸島(同市)について「中国の領土」と伝えた問題を巡って、「誠に遺憾であり、再発防止策の徹底を強く求める」とする要請文を送った。
NHKは19日、同日午後1時過ぎ、短波ラジオなどの国際放送とラジオ第2放送で伝えた中国語のニュースで、NHKの関連団体が業務委託契約を結んでいる中国籍の40代の男性スタッフが、尖閣諸島について「中国の領土である」と原稿にない不適切な発言を約20秒間にわたって行ったと発表した。
NHKラジオ国際放送などの中国語ニュースの中で中国籍外部スタッフが「尖閣諸島は中国の領土」と不適切な発言を行ったことは #尖閣諸島 を行政区に抱える石垣市として誠に遺憾であり、8月20日付けでNHKに対し再発防止策の徹底を強く求める文書を発出しました。 https://t.co/LG99HeW5JE @Sankei_news
— 中山よしたか(石垣市長) (@yoshitaka_ISG) August 20, 2024
ネットの反応
極めて不愉快不適切な発言、しかも経緯が不自然。尖閣諸島を守る会顧問として共に抗議!そして日本を沖縄を守るため大事な宜野湾市 #佐喜真あつし サンの待望のカムバックを応援📣! https://t.co/5zqFPm8b0C
— 片山さつき (@satsukikatayama) August 20, 2024
中国籍外部スタッフにより「尖閣諸島は中国の領土」との発言が放送されたNHKラジオ国際放送。尖閣諸島を行政区に抱える石垣市の中山義隆市長が激怒し、NHKに対して再発防止策の徹底を強く求める文書を発出。朝ドラでも信じ難い左翼番組『虎に翼』を放映中の“皆様のNHK”はどう答える? https://t.co/sRfKV4WwyL
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) August 20, 2024
さすが中山市長 https://t.co/kdNBc79eU9
— 新垣よしとよ 沖縄県議会議員(自民党) (@yo4104) August 21, 2024
沖縄県民の皆さん本当にこれでいいんですか?
多くの方が指摘しているように、この件について、現時点で玉城デニー知事が何かコメントした報道はないし、知事はSNSでも言及していない。辺野古移設に関する工事で頭がいっぱいで、他のことが疎かになっているのだろうか。
また、NHKは関連団体を通じて男性に厳重に抗議し、関連団体は、本人との契約を解除する方針で、NHKは「ニュースとは無関係の発言が放送されたことは不適切であり、深くお詫び申し上げます。再発防止策を徹底します」とコメントしているが、ニュース内の発言が誤りであると同ニュース内で発表したのだろうか。その辺は報道を見る限り不明だ。
再発防止は当然のことだが、まずすべきはNHKの責任の下、フェイクニュースで発生した誤解を晴らすことだ。