小泉進次郎氏、突然、中国の領海侵犯に言及し始める→なんで領空侵犯の時は即座に反応しなかったの??付け焼刃の安全保障政策はやめてください!!
自民党総裁選への出馬表明会見を6日に予定している小泉さん。出馬の決意を固めたからなのか、2021年11月以来、止まっていたXを急に運用し始めた。
アピールのためにXの運用再開したのだろうが、中国軍艦による領海侵犯についても言及している。しかし、だ。領空侵犯の数日前に発生した領空侵犯の際には何も発していなかった。
安全保障、そして危機管理能力をアピールしたいのだろうが、場当たり的な反応は返って不信を招くだけだ。
急に領空侵犯に言及した小泉さん
中国の覇権主義的な動きに晒されている我国。そうした安全保障環境を意識してか、小泉さんがXに見解を投稿した。
先般の長崎沖での中国軍機の領空侵犯に続き、本日は鹿児島沖にて中国海軍の測量船による我が国の領海内の航行が発生しました。 中国軍によるこれら一連の活動は明らかに日本の主権を脅かすものであり、強く抗議します。また、政府による警戒監視と情報収集・分析を求めます。
— 小泉進次郎 (@shinjirokoiz) August 31, 2024
今まで安全保障に関するイメージが全くなかった小泉さん。総裁選を前にここぞとばかりにアピールしたいようだ。
しかし、だ。どれも当たり障りのないことで、「警戒監視と情報収集・分析」は小泉さんに言われるまでもなく防衛省・自衛隊がやっている。
中国軍艦による領海侵犯に言及した小泉さんだが、領海侵犯の数日前に発生した領空侵犯の時には無反応だった。
26日に防衛省が次のように発表している。
令和6年8月26日(月)、中国軍のY―9情報収集機が、11時29分頃から11時31分頃にかけて、長崎県男女群島沖の領海上空を侵犯したことを確認した。
これに対し、自衛隊は、航空自衛隊西部航空方面隊の戦闘機を緊急発進させ、通告及び警告を実施する等の対応を実施した。
引用元 中国機による領空侵犯について
この中国軍機による領空侵犯を確認したのは初めてだと報道されている。なぜ領空侵犯発生当初に小泉さんが言及しなかったのか不思議でならない。
レジ袋以外のイメージを国民に持ってもらいたいのかもしれないが、一朝一夕で新たなイメージが付くものではない。
悪夢のようなレジ袋以外、全く実績がない小泉さん。そしてやりたい政策もわからない小泉さんが総理総裁に相応しいと思うまっとうな有権者は一人もいないはずだ。付け焼刃の安全保障政策となれば不安は一杯だろう。