政治資金問題で舌鋒鋭い石破さん、過去の外国人献金問題は「外国人とわからなかった」で済ませませんでしたか??
いよいよ今週、自民党総裁選が告示を迎える。
難題について道筋をつけ続けた岸田総理の後継が誰になるのか大注目だが、マスコミは、どういうわけは石破さんを推している。
そんな石破さんだが、政治資金問題について見事なダブルスタンダードを発揮している。政治資金のルールを過去に破ったことがあるにも関わらず、舌鋒鋭く批判するその姿勢には呆れるしかない。
過去に外国人献金が発覚していた石破さん
自民党総裁選で一つの焦点になっているのが政治資金の問題だ。出馬表明をした各候補はこの問題について言及している。
石破さんも例に漏れず、鹿児島市内で行った講演会で「何かルール破りいっぱいいませんか?最近そんな人いませんか?自民党総裁も一緒になって説明責任を果たしていかねらばならない。政治家の言うことは信用できない。政治家だけいい思いをするんじゃない。そういう国民の声を払しょくするのが政治改革だと思う」と語っている(参考)。
説明責任を果たさなければならないとする石破さん。
だが、過去に政治資金問題を起こした石破さんは、その問題でしっかり説明責任を果たしたのか。
自民党の石破茂幹事長が代表を務める「自由民主党鳥取県第一選挙区支部」が2006~11年に、在日韓国人が経営する鳥取市内の企業3社から計75万円の献金を受けていたことが18日、分かった。外国人が株式の過半数を保有する会社からの献金を原則禁止している政治資金規正法に抵触する恐れがあり、事務所は昨年3月に全額を返金した。
石破氏の議員事務所などによると、民主党の前原誠司外相(当時)の外国人献金問題を受け、昨年3月に事務所が調査したところ発覚した。「代表者は日本人名を通称にしていて外国人とわからなかった」(同事務所)という。
(出典 衆議院)
外国人が株式の過半数を保有する会社からの献金を原則禁止している政治資金規正法に抵触する恐れがあるにもかかわらず、説明は「代表者は日本人名を通称にしていて外国人とわからなかった」というもの。
当時、石破さんはこれで説明責任を果たしたつもりだったのか。
「わからなかった」で済むのであれば、どの政治資金問題も瞬時に説明責任を果たしたことになる。
このような人物が説明責任を果たすべきと語るのは呆れるしかない。