石破さん「世界情勢がどうなるかわからない時に、すぐに解散します、という言い方は私はしません」→ずっと解散できないのでは?政局観ありますか?
闊達な論戦が行われている自民党総裁選。
論戦で実力を見せつける候補者もいれば、その逆もいる。メディアからの期待を集める石破さんだが、論戦ではさっぱりだ。
早期解散を問われ、石破さんは「世界情勢がどうなるかわからない時に、すぐに解散します、という言い方は私はしません。」と言い放ったのだ。
世界情勢を理由にするならいつまで経っても解散することは不可能だ。伝家の宝刀を自ら縛る、そんな人物見たことがない。
論戦で露呈した石破さんの政局観の無さ
自民党総裁選で論戦が行われているが、悪目立ちしているのが石破さんだ。石破さんは、日本記者クラブで行われた討論会で、記者からの質問で持論を披露した。
記者から解散権の行使について問われた石破さんは、「なってもいない者がこのことに言及すべきではないが」と断りを入れた上で、「解散すれば衆院議員がいなくなるということ。それがどういうことか、よく認識した方がいい」と語ったのだ。
(出典 衆議院)
さらには「世界情勢がどうなるかわからない時に、すぐに解散します、という言い方は私はしません。解散していい状況が整っているかということを判断する、ということであり、私は国民に対する、おそれの念は常に持っていたい」とも語った(参考)。
世界情勢を理由に解散権の行使に否定的な見解を示した石破さん。
ロシアによるウクライナ侵攻、そして中東情勢を念頭にでも置いているのか。それらが沈静化しないと衆議院の解散はしないと石破さんの発言からは読み取れる。
国際情勢を理由に解散権行使に消極的な姿勢を示した総理が過去にいたのか。
頓珍漢なことをそれらしく語ることしかできないのか。国民が関心を持っている経済政策、そして社会保障政策について石破さんの主張は全く聞こえてこない。
解散権を自ら縛るという愚行にでた石破さん。仮に総理総裁になれば与党内の大混乱は間違いない。