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【やっと振り上げた拳の下しどころを見つけた中国】中国、日本産水産物の輸入再開へ。IAEAのモニタリング拡充を中国歓迎、両政府合意へ




福島第一原発の処理水海洋放出を巡り、日本産水産物の輸入禁止を行っていた中国が、輸入再開に向け動き出すことになりそうだとのこと。

 日中両政府が、東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出を巡る対立を解消する方向で一致したことが19日分かった。国際原子力機関(IAEA)が海水や魚類の調査といったモニタリング(監視)を拡充することで日本政府と合意する。調査範囲の拡大を求めてきた中国は歓迎する見通しで、これにより、中国の日本産水産物の輸入再開に向けた動きが加速する。

IAEAが監視態勢を拡充

複数の日本政府関係者が明らかにした。岸田首相が20日にもIAEAのラファエル・グロッシ事務局長と電話会談し、モニタリング拡充の方針を申し合わせる。

処理水放出に合わせて中国は、日本産水産物の禁輸措置を取り、日中両国は専門家なども交えて協議を続けてきた。中国は原発周辺の土壌など調査範囲の拡大を要求する一方、日本はIAEAの基準に沿って必要な調査を行っていると反論するなど、両国の主張は平行線をたどってきた。

今回の拡充は、IAEA主導の枠組みの下での監視態勢を重視する日本の立場に沿った一方、中国の立場にも一定の配慮をした対応となる。中国は拡充措置が取られたら、輸入を着実に回復させる方針という。

以下ソースで

引用元 中国が日本産水産物の輸入再開へ…日中両政府、処理水の海洋放出巡る対立解消で一致

ネット上では「再開の必要はない」と言う声もあり、気持ちは理解するが、日本の水産関係者にとっては朗報なはずだ。

日本政府の外交成果と言っていいだろう。一部では「日本が譲歩した」との声もあるようだが、中国国内では海鮮物等の消費低迷や関連産業への悪影響もあり、国民の不満や反発も少なくなかった。しかし、中国政府は振り上げた拳を下せない状態だった。そこに日本政府が最低限の落としどころを与え納得させたと考える方が正解だと思う。ただ、相手が中国だけに、実際に輸入再開されるまでは油断してはならない。

また、中国に歩調を合わせていたロシアは、先日、衛生当局のトップが、日本産の水産物の輸入規制は続けるという見解を示したが、今回の中国の判断はロシアの姿勢にも影響を与える可能性もある。中露が輸入再開すれば、日本産水産物に難癖を付けるのは韓国の野党と反日勢力だけになる。

今回の件で、中国に依存した貿易(貿易以外でも)がいかに危険か解っただろう。水産物に限らず、脱中国を念頭に偏った貿易は避け、これからも販路を拡大することが重要だ。

ネットの反応

今回の日本産水産物の輸入禁止措置で明らかになったことは、中国は科学的根拠の有無にかかわらず、自分の意に沿わない行動をした貿易相手国に対して圧力をかけてくるということだ。
貿易・投資面で中国依存度が高いと、今回のように中国が経済的威圧をかけてきたときに大きなダメージを受けることになるので、日本は貿易・投資面での脱中国を急ぐべきだ。
中国の誤りを修正する動きは歓迎する。中国としては、福島原発から海洋に放出される処理水の安全性が科学的に立証されても、振り上げた拳を下ろせないでいた。国内での反日プロパガンダと矛盾してしまうからであろう。
むしろ、中国国内の原子力発電から排出されている汚染水の問題が、国民から着目される前に対処しなければならないのだ。
再開する必要はないと思います。
他国経由で日本の水産物は入ってる現状を中国は知ってるし、中国の富裕層は日本の水産物が欲しいのです。
けど売ってあげない位の日本の意地を見せて欲しい。脱中国政策を推し進めるチャンスなのだから。
漁業全体でみると禁輸措置前の水準に回復してないらしく、この再開は関係者には喜ばしいことだと思います。
ただ同じような事が再び起る可能性があるので、引き続き他の輸出先を見つけてもらいたいですね。
輸出再開には絶対反対です。散々な事言われた国になどこちらからあ断りです。他国への販路を拡大して、中国に販売する海産物は無いと言って下さい。
外交における原則の基本は相互主義です。日本の調査拡大をあちらが歓迎するのならば、我々もあちらの原発に関する調査の拡大を要請するべきです。







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