早くも改革失敗?小泉さんが解雇規制をめぐり大変節!!!
最終盤を迎えた自民党総裁選。多くの演説会、討論会が行われてきたが、小泉さんが訴えた解雇規制の緩和についても多くの議論がなされた。
「聖域なき規制改革」を掲げ、解雇規制の緩和を打ち出した小泉さんだが、早くも発言が変節しているのだ。
考えをすぐに変える。柔軟と言えば聞こえは良いが、総理総裁には向いていないのは明白だ。
小泉さん、世論の反応で変節??
自民党総裁選で大注目を集めている小泉さん。そんな小泉さんが出馬会見で語り、多くの注目を集めたのが解雇規制の緩和だ。
自民党総裁選への出馬を表明した小泉進次郎元環境相が「聖域なき規制改革」を掲げ解雇規制の緩和を打ち出した。希望者には労働時間の上限を緩和する考えも表明。
(中略)
小泉氏は6日の出馬会見で、大企業の解雇ルールを見直すことで人材の流動性を高めると強調。「不退転の覚悟で来年には国会に法案を提出する」とまで踏み込んだ。具体的には解雇が認められる要件を変更。企業は解雇に踏み切る前に希望退職者の募集や配置転換の努力をすることが義務付けられているが、これを大企業に限って撤廃し、代わりにリスキリングや再就職支援を課すとした。
(出典 衆議院)
出馬会見で言及したことから、解雇規制の緩和に対する小泉さんの熱意が伝わってくる。
しかし、だ。各方面から反対が表明されたことに堪えたのか、小泉さんの姿勢が変節したのだ。
自民党の小泉進次郎元環境相は、共同通信が20日集計した総裁選政策アンケートで解雇規制について緩和すべきか維持すべきかと聞かれ「どちらでもない」を選択した。6日の立候補記者会見では「労働市場改革の本丸である解雇規制の見直しに挑みたい」と唱え、関連法案を来年、国会提出すると強調していた。
なんと、だ。アンケートで解雇規制について緩和すべきか維持すべきかと聞かれ「どちらでもない」を選択したというのだ。
あれほど「聖域なき規制改革」としてあげていた解雇規制の緩和。あっさり「どちらでもない」に姿勢が変わったのだ。
早速、改革姿勢に疑問符がついた小泉さん。コロコロと主張が変わる人物が我国のトップに立ったら、国政は混乱するに違いない。