公選法違反疑惑の梅谷さん、進退について「捜査機関の結論が出てから考える」と自分に甘い発言
立憲民主党の代表選が終わり、野田元首相が新代表に就任した。しかし、だ。表紙が変わったからといって中身が変わったわけではない。
選挙区内で日本酒を供与し、公選法違反疑惑が報じられた梅谷さんだが、25日にようやく報道陣の取材に応じた。
「捜査機関の結論が出てから考える」と進退について甘い考えを梅谷さんが示した。
野田新代表には、前執行部が梅谷さんに下した甘い処分を見直してもらいたい。
辞める気はない??悠長な姿勢の梅谷さん
新代表が誕生した立憲民主党。代表選では自民党に対しては「表紙は変わっても中身は変わっていない」等の批判が飛び出していたが、それは立憲民主党のことなのではないか。
立憲民主党の身内への甘い姿勢を象徴するような事件が梅谷さんの公選法違反疑惑だ。
信じられないほどの激甘処分だった梅谷さんの事件だが、ようやく本人が報道陣を前に語った。
地元選挙区で日本酒を供与し、公職選挙法違反の疑いが出ている立憲民主党の梅谷守衆院議員(50)(新潟5区)は25日、新潟市内で報道陣の取材に応じ、「専門家に相談したところ(公選法違反を)疑われても仕方がないとアドバイスされ、自主的に捜査機関に申告し判断してもらうことになった」と説明した。次期衆院選には出馬し、身の処し方などは「捜査機関の結論が出てから考える」とした。
(出典 衆議院)
当然、次期総選挙を辞退するのかと思っていたが、進退については「捜査機関の結論が出てから考える」と呆れる発言が飛び出した。
党も激甘ならご本人も激甘のようだ。
野田新代表は、梅谷さんに下された処分を見直すつもりはないのか。立憲民主党が身内に甘いことは結党当初から言われてきた。
枝野元代表、泉前代表と受け継がれてきた悪しき慣習を野田新代表には打ち破ってもらいたい。