れいわ・大石氏、首相指名選挙壇上で「裏金隠しの解散やめろ」などと掲示し強制降壇
衆院本会議の首相指名選挙で、れいわ新選組の大石晃子共同代表が登壇して投票する際、「裏金隠しの解散やめろ」などと書かれた紙を掲示して強制的に降壇させられたという。
額賀福志郎議長は「演壇で物品を掲げる行為は禁止です」「議場から降壇してください。すべきです」などと求めたが、大石氏はそのまま紙を掲げ続けた。
額賀議長の指示で衛視が大石氏を降壇させた。
れいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員が1日午後の衆院本会議の首相指名選挙で、登壇して投票する際、「能登の補正予算を」「裏金隠しの解散やめろ」といった紙を掲げ、壇上から数分間降りない事態が起きた。額賀福志郎議長に命令を受け、最終的に複数の衛視により強制的に降壇させられた。
れいわ新選組の大石晃子氏、強制降壇 首相指名選挙壇上で「裏金隠しの解散やめろ」掲示 https://t.co/uP07Zj8mGp
登壇して投票する際、「能登の補正予算を」といった紙も掲げ、壇上から数分間降りない事態が起きた。最終的に複数の衛視により強制的に降壇させられた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 1, 2024
政府や与党を追及し、反発するのも政策や主張をぶつけるのも議会の質疑の中でなら一向に構わない。しかし、牛歩戦術といい、このようなパフォーマンスは本当にやめて欲しい。
大石氏は、3月2日の本会議で不規則発言をしたなどとし、衆院から厳重注意を受けている。また、壇上での物品を掲げる行為については、昨年5月、同党の櫛渕万里議員が、鈴木俊一財務大臣の不信任決議案の記名採決に際し、「与党も野党も茶番などと書かれた物品を壇上で掲げ、議長の許可なく発言するという暴挙に出た」として、懲罰委員会にて十日間の登院停止を命じられた(参考)。
この様な行為はルール違反と承知のうえで行っている。より厳しい処分が必要と考える。