自民・和歌山県連、無所属で出馬意向の世耕氏を「重大な党規違反」⇒ネット「離党した人に党規違反とか…」「文句言われる筋合いはあるまい」
自民党を離党した世耕弘成氏が衆院選で和歌山2区から無所属で出馬する意向を固めたことに対し、自民党和歌山県連の中村裕一幹事長が反発しているという。
10月27日に投開票が行われる予定の衆院選に、前自民党参院幹事長の世耕弘成氏が和歌山2区から無所属で出馬する意向を固めたことに対し、4日、自民党和歌山県連の中村裕一幹事長が世耕氏の判断を批判する「談話」を発表しました。
中村幹事長名義で報道各社に送られた「談話」では世耕氏の立候補について「選挙に立候補することは自由ですし、憲法に保障された大切な権利です」と前置きをしたうえで、「党規違反によって離党勧告の処分を受けて離党したのちに、党の正式な手続きで選任された公認候補に対抗して立候補することは重大な党規違反に準ずる行為です。さらに当選したら復党するなどということは、党規をないがしろにする脱法的行為です。今、こんなやり方こそが批判を浴びています」と世耕氏を批判する内容が続きました。
さらに「念のため、10月3日に上京し、森山裕自民党幹事長にも直接お尋ねしたところ、ルール(党規)に従えば復党を承認することはないとの説明でした」と付け加えられています。
「党規違反によって離党勧告の処分を受けて離党したのちに、党の正式な手続きで選任された公認候補に対抗して立候補することは重大な党規違反に準ずる行為です」というのは少々違和感だ。世耕氏は無所属だ。党規を持ち出されても困るだろう。「党公認の対立候補として出馬するなら、当選してもしなくても復党はない」というのなら話は分かる。
世耕氏出馬で二階氏のご子息の当選がかなり厳しくなることが予想され、危機感からの発言ではないかとも指摘されている。
ネットの反応
離党しても党に忠誠を誓うといったわけでもなし、党規違反により離党した人が党の公認候補のいる選挙区に立候補し争ったとしてもそれを党側がとやかくいう権利はないだろう。
最終的には有権者が選ぶから立候補したい人はいくらでもしたらいい。
無所属から立候補するんだから、自民党員から文句言われる筋合いはあるまい。
離党した人に党規違反とか、一体何を言っているんだ
まあ二階の息がかかった県連が騒いでいるだけ。