「国民を欺いていることになりますよ、石破さん。」と憤る立憲民主党の辻元さん→野党の偽装無所属は許されるの？？？？
総選挙では裏金問題で自民党を批判していた野党。そんな野党議員の一人が立憲民主党の辻元さんだ。
辻元さんは自民党本部が非公認候補の支部に支給した２０００万円について「これじゃ、まるで、「偽装非公認」ではないですか。国民を欺いていることになりますよ、石破さん。」といつもの調子で批判していた。
しかし、だ。国民を欺くことなら野党もやっていた。過去の参院選では偽装無所属が横行していたのだ。
偽装無所属は国民を欺くことにはならないとでも？
偽装偽装と騒ぐ辻元さん。偽装無所属は許されるの？
総選挙終盤に発覚した自民党の非公認への資金供給問題。党支部に対して行われたものだったが、野党が一斉に偽装非公認だとまくし立てた。
そんな野党議員の一人が辻元さんだ。辻元さんはXに次のように投稿した。
何、これ⁉️
信じられない。
これじゃ、まるで、「偽装非公認」ではないですか。国民を欺いていることになりますよ、石破さん。
やっぱり、反省はポーズだったんですね。
ここまで、自民党が社会の常識からかけ離れてるとは呆れ果てます。やっぱり、選挙で処分してもらうしかないですね‼️…
— つじもと清美 (@tsujimotokiyomi) October 23, 2024
「国民を欺いていることになりますよ、石破さん。」と批判する辻元さん。しかし、だ。国民を欺くことに長けているのは野党の方ではないか。
過去の参院選をみると野党統一候補と称して偽装無所属を擁立してきたのだ。そして、だ。選挙が終わればどこかの会派に入ることが横行しているのだ。
過去の偽装無所属候補のその後について産経新聞が次のように報じている。
なぜ無所属で選挙に出すのか。一つは政策や理念の違いを覆い隠す「看板」として利用されている側面がある。
（中略）
主要野党は参院の勢力拡大を図りたいだけに、無所属候補の当選後の所属先に気をもんでいる。平成２８年の前回参院選では無所属で出馬した１６人のうち、木戸口英司氏（岩手選挙区）、舟山康江氏（山形選挙区）、森裕子氏（新潟選挙区）、伊波洋一氏（沖縄選挙区）の４人が当選した。木戸口、森両氏は小沢一郎衆院議員が率いた政党に加入。舟山氏は旧民進党会派に入り、今は国民民主党会派の参院国対委員長を務めている。伊波氏も参院会派「沖縄の風」を結成し、活動している。
こうした偽装無所属をやっていながら、自分のこと棚に上げて自民党を批判。批判だけをしていれば国会議員は務まるのか。それで良いならこれほど楽な仕事はない。
立憲民主党が議席を伸ばす結果になった総選挙。辻元さんのように批判だけの議員が増えるというのであれば、国政が停滞するのは確実だ。