【関係強化の努力を怠ってきたからでは?】小川幹事長、首班指名巡り、思い通りの対応を示さない国民民主と維新に不満「重大性を理解してほしい」
立憲民主党の小川淳也幹事長が首班指名選挙を巡り、国民民主党と日本維新の会の対応について不満を述べているそうだ。
立憲民主党の小川淳也幹事長は3日のBS朝日番組で、特別国会での首相指名選挙を巡り、日本維新の会と国民民主党の対応を念頭に不満をにじませた。「首相指名権の行使は国会議員の任期中の最も重い仕事だ。衆院議員のうち70人が無効票に終わる可能性が論じられている。重大性を理解してほしい」と述べた。
首相指名選挙は、石破茂首相と立憲民主党の野田佳彦代表による決選投票に進む見通しだ。国民民主は決選投票でも玉木雄一郎代表に投票する方針。維新の馬場伸幸代表は石破、野田両氏のいずれも記名しない可能性に言及している。
まるで首班指名では野党は結集しなくてはいけないような物言いだが、そんなことは決してない。国民民主も維新も、与野党の関係よりも政策の一致を重視している。今の段階では、たとえ無効票になろうとも、石破総裁と野田代表に投票は出来ないという判断だろう。
これまで政策のすり合わせを怠ってきておいて、土壇場になって思うように事が進まないことに不満を漏らすのは、駄々をこねているようにしか映らない。
特に立憲は維新に対して「第2自民党」と揶揄したり、所属議員が散々罵詈雑言を放っていて、バチバチの関係だったではないか。国民民主についても、野党から「与党の補完勢力」などと非難の声があがっていたことがあった。思い通りの態度を示さないことに不満を漏らす前に、政策すり合わせのほかに、協力関係を築くことを怠ってきたツケが回ってきたと反省すべきではないか。
ネットの反応
何か与党と連立を組んでいない政党は首班指名選挙で必ず野党第一党の党首の名前を書かなければいけないみたいな物言いだね。
国民民主の掲げる政策は立民よりも自民に近いので、玉木党首に入れない場合は石破総裁に入れることになるのでは?と思います。
確かに立憲民主は議席を伸ばしたが、単独過半数を得た訳ではなく他党の対応について難癖をつける立場にはないはずだ。
立憲が総選挙で自民党並に議席を得ることができていたなら不満表明は勿論しなかったはずだ。
他力本願も叶わず恨み節を述べてもそれは筋違いというものであり、首班指名選挙で投票を強制するが如くの小川さんの発言そのものが、立憲の力量不足を端的に物語っているように思う。
他力本願も叶わず恨み節を述べてもそれは筋違いというものであり、首班指名選挙で投票を強制するが如くの小川さんの発言そのものが、立憲の力量不足を端的に物語っているように思う。
野党なら野党第一党に投票すべき、とか言う謎理論がこれまでまかり通ってきた事の方が異常だったんですけどね。