拉致議連会長が石破首相の奇策に苦言!石破首相に求められる「聞く力」!!

23日、東京都内で日本人拉致被害者全員の即時帰国を求める国民大集会が行われた。その場には拉致議連会長を務めた経験もある石破首相が出席した。

しかし、だ。石破首相は解決に向けた意欲こそ示したが、石破首相の奇策である連絡事務所の設置には厳しい声が身内から飛んだ。

石破首相が本当に拉致問題を解決させる意思があるのであれば、奇策にこだわるのではなく、関係者の声に耳を傾けてもらいたい。

身内に拉致議連会長からも苦言が飛び出した石破首相の奇策

我国にとって喫緊の課題である拉致問題。この拉致問題について日朝双方に連絡事務所を設置するとの奇策を打ち出したのが石破首相だ。

この奇策だが、拉致被害者家族会をはじめとした関係者からは苦言が相次いでいる。

石破首相も出席した23日の「国民大集会」では拉致議連の会長を務める自民党の古屋さんから厳しい言葉が石破首相に飛んだ。

古屋さんは連絡事務所の設置について「時間稼ぎだけで全く解決の効果はない」と断じたのだ。さらに古屋さんは「家族会も、支援団体の救う会も同じ考えだとあえて指摘したい」とも語った参考)。


(出典 自民党)

身内ともいえる拉致議連会長から飛び出した厳しい言葉。石破首相はこれを聞いても自身の奇策に拘るというのか。

この奇策については野党からも疑問の声が上がっており、国民民主党の玉木代表は、家族会との21日の面会で「連絡事務所の設置であるとか合同調査委員会の設置などクセ玉が飛んできたときに、簡単に受け取らないように政府をしっかり監視してほしいという要請をいただいた」と明かした上で「このこともしっかり胸に刻んで取り組んでまいりたい」と語っているのだ(参考)。

つまり、だ。石破首相の奇策は誰からも評価されていないのだ。拉致議連の会長を務めたこともある石破首相だが、家族会等の言葉に耳を傾けるつもりはないのか。

石破首相の前任、岸田前総理はいかんなく「聞く力」を発揮してきた。石破首相も独自色に拘るのではなく、岸田前総理を見習い「聞く力」を身につけてもらいたい。

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!