野田代表が代表質問で「企業団体献金の禁止をなぜ議論の俎上に乗せないのか」→指摘されている抜け道はどうするの??
臨時国会が召集され、代表質問が行われた。
議席を大きく伸ばして臨時国会に臨んでいる立憲民主党だが、相変わらずパフォーマンス染みた言動が目立つ。
代表質問に立った野田代表は「企業団体献金の禁止をなぜ議論の俎上に乗せないのか」と石破首相に迫った。だが、立憲民主党が提示している案には抜け道が指摘されている。
議席がいくら増えても、立憲民主党が国民の期待に応えることはなさそうだ。
パフォーマンス体質は変わらず!!
石破首相になって初の本格論戦が行われる臨時国会。その臨時国会では代表質問が行われた。
立憲民主党からは野田代表が質問に立ち、「企業団体献金の禁止をなぜ議論の俎上に乗せないのか」と語り、石破首相に決断を迫った。(参考)
企業団体献金の禁止に積極的な姿勢に見える野田代表。しかし、だ。立憲民主党がまとめた案には抜け道があると指摘されているのだ。
国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が2日、BS日テレ「深層NEWS」(月~木曜後6・58)に生出演し、野党が提出した企業・団体献金の禁止法案について抜け穴を指摘した。
(中略)
ところが、これにはぽっかりと抜け穴が空いているという。「立憲案では、“政治団体は除く”と書いてある。たとえばある企業、企業群からもらうことはできないけど、『明日のナントカ産業を考える会』とか、政治団体を作ると、そこからいくらでももらえる。労働組合もそうですよ。いろんな労働組合がありますけど、『ナントカの産業を考える会』とか書いたら、いくらでももらえる。ここの“政治団体を除く”って入れたら、何の意味もない」と、重大な問題点を指摘した。
国民民主党の玉木代表の指摘が事実であるなら、野田代表の代表質問での発言が空々しく思えてならない。
さらに、だ。玉木代表は立憲民主党幹部の発言にも疑問を呈している。「うちの古川元久政治改革本部長と、立憲民主党の大串(博志本部長)さんが話したそうですけど、“穴をふさいで本気でやりましょう”と言ったら、“そこはしない”ということだった。長妻(昭共同代表)さんも今日、会見で言ったのかな?“政治団体を除く”ってところは除かないらしいので」と語っているのだ。
法案の抜け道、更には幹部らの消極姿勢。これらをみれば立憲民主党が本気で企業団体献金の禁止をやろうとしているとは誰も思わない。
議席が増えてもやることは結局パフォーマンス。こんな政党が政権を目指すとは笑止千万だ。