自民県議が「危険な妨害活動だ」として、本部港に「立入禁止」の看板設置を県に要求も、県「公の施設なので…」⇒公の施設でも理由があれば出来るのでは?
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設を巡り、沖縄防衛局は、本部港塩川地区への埋め立て用土砂の搬入を再開した。すると、反対する抗議者らが抗議活動を再開。警備員と抗議女性が死傷した事故があったにもかかわらず、危険な抗議活動を始めた。
すると、県議会で自民党県議が「危険な妨害活動だ」として「立入禁止」の看板を設置するよう県に求めたという。
名護市辺野古の埋め立てに使用される土砂の運搬が再開された本部港での抗議活動について、5日の県議会で一般質問に立った自民党県議が、「危険な妨害活動だ」として「立入禁止」の看板を設置するよう県に求めました。
辺野古の埋め立てに使用される土砂の本部港からの土砂の搬出は、警備員と抗議女性が死傷した事故を受けて中止していましたが、沖縄防衛局は今月2日から再開させています。
再開にともなって本部港で行われている抗議活動について自民党の島袋大議員は、5日の県議会で、「港湾施設の機能を妨げる行為」で条例に違反するとして、県に対して「立入禁止」の看板を設置するよう求めました。
▽島袋大 県議(自民)
「(現状は)“大型車両の往来があり危険ですので、作業中の立ち入りはご遠慮ください” この程度の注意喚起なんですよ。そうではなくて明確に『立入禁止』の看板を出してくださいよ」要望に対して県の担当者は、「抗議団体と面談して安全確保を確認した」としたうえで、「公の施設なので立ち入り禁止などの制限はできない」と回答しました。
公の施設だろうが、工事中や危険な箇所といった理由があれば、一般人の立入禁止は可能なはずだ。
事故により、死者が出ているのに何という対応だ。本来県が率先して県民の安全を確保するよう行動すべきではないか。
だが、もしかしたら「抗議団体と面談して安全確保を確認した」「公の施設なので立ち入り禁止などの制限はできない」と回答した担当者も気の毒な人かもしれない。トップがあのような知事だから、そのように対応せざるを得なかったような気がしてきた。
ネットの反応
この議員は県民を代表してそのことを訴えているのだと思います。
死者もでている状況で県民の安全確保にかかる措置もとらないのは行政の怠慢そのものではないでしょうか?
公だから立入禁止はできないというのなら、県庁内はどこでも(執務室内も含め)立ち入っても良いんですね。