トランプ氏、ノートルダム大聖堂再開式出席にパリ訪問へ。マクロン氏とも会談か?またも石破首相は先を越されるのか…
トランプ次期大統側から就任前に各国首脳との正式な会談は行わない方針を伝えられたことなどから、会談を見送った石破首相だが、つい先日、トランプ氏が先月末にカナダのトルドー首相と会談していたことが伝えられた。また、トランプ氏はアルゼンチンのミレイ大統領や北大西洋条約機構(NATО)のルッテ事務総長とフロリダで会談している。
そして、今度はロイターが、トランプ氏がパリ訪問をすることを伝えた。
トランプ次期米大統領は2日、フランス・パリを7日に訪問し、5年半前に火災に見舞われたノートルダム大聖堂の再開式典に出席すると自身の交流サイト「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。大統領選勝利後初の外国訪問となる。
マクロン仏大統領について、ノートルダム大聖堂再建で「素晴らしい仕事をした」と称賛。「全ての人にとって非常に特別な日になるだろう!」と記した。
関係筋によると、仏政府がトランプ氏を式典に招待し、同氏の政権移行チームは訪問について仏大統領府と協議してきた。
トランプ氏がパリ滞在中に他の外国首脳と会うかどうか政権移行チームに問い合わせたが、回答は得られていない。
式典には各国の首脳ら約50人が出席する見通しとのことで、トランプ氏が他の外国首脳と会うかどうかは不明だが、マクロン大統領とは意見を交わすとみられている。国会があるとはいえ、石破首相はまたも先を越される。
この調子で日米外交は大丈夫か?当然、トランプ氏は石破首相が過去に麻生政権や安倍政権を批判していたという情報を掴んでいるはず。トランプ氏が好き嫌いを隠さないのは、安倍元総理と文前大統領への態度の違いで明らかだ。当然石破首相のことも良くは思っていないだろう。
だが、日米関係の悪化だけは何としても避けなければならない。
今唯一トランプ氏と石破首相の仲を取り持ってくれることが可能な人物と言えば、麻生氏だけだろう。石破首相は、麻生氏への過去の非礼を詫びて、協力してくれるように頼むべきだ。