立憲が来夏の参院選で神奈川選挙区に2人擁立する方向で最終調整!→前回の教訓は何処へ??
来夏の参院選に向けて各党が動き出している。立憲民主党も例外ではなく、候補者擁立に奔走している。
立憲民主党は改選4の神奈川選挙区で2人の候補者を擁立しようとしている。しかし、だ。前回の参院選でも2人擁立し、選挙戦の最中に一本化する、しないで揉めていたことを忘れたのか。
立憲民主党は、前回の参院選で有権者はもちろん、候補者にも非礼を働いたことを忘れてはならない。
反省なし?立憲党本部が驚きの行動に
少数与党になった石破政権。衆議院の状況を鑑みて注目を集めているのが来夏に予定されている参院選だ。
その参院選に向けて与野党各党が動き出している中、立憲民主党が驚きの行動にでた。
なんと立憲民主党は改選4の神奈川選挙区で現職の2人を擁立する方向に入ったというのだ(参考)。報道によれば、2人擁立は党本部の主導だというが、県連からは「2人を擁立すれば共倒れしかねない」「党内の分裂を招く」と懸念の声が上がっていたという。
県連が懸念を抱くのは無理もない。前回の参院選で党本部が前代未聞の暴挙にでていたのだ。
諸事情とは、同党本部が公然と候補者の「選別」に踏み切ったことだ。立民は、改選4議席に、非改選の欠員1も補う「合併選挙」の神奈川選挙区で、寺崎氏と、新人の水野素子氏(52)を公認した。だが、党本部は各種情勢調査などを踏まえ、「共倒れになりかねない」と判断。西村幹事長が4日に阿部知子県連代表らを呼び、「水野氏に応援を寄せる」と通告した。
阿部氏が5日、この事実を公表し、寺崎陣営が猛反発した。
2人擁立していながら、突然「選別」を党本部は行ったのだ。
このような前例があるにも関わらず、来夏も2人擁立して大丈夫なのか。衆院選後は政党支持率も大きく伸びたが、今では国民民主党の方が政党支持率で上回っている。
早くも政党支持率が下がり傾向。来夏の参院選の時にはどこまで下がっているのか。
2人擁立するのであれば、前回の時のような「選別」を行わらず、最後まで全力で2人を支援してもらいたい。