
米国脱退表明に、WHOのテドロス事務局長「WHOは公平で、全ての国に奉仕する」⇒ネット「アメリカだけではない」
WHOのテドロス事務局長は、米国の脱退表明を受け「WHOは公平で、全ての国に奉仕する」と訴えた。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3日、ジュネーブで開かれた会合で、トランプ米大統領がWHO脱退の理由として改革の欠如や、コロナ禍への対応での不手際を指摘したことに反論した。
「WHOは抜本的で幅広い改革を実施してきた。健康を守り増進する多様な措置も講じた」と主張している。
トランプ氏は1月20日の就任時、WHO脱退を命じる大統領令に署名。中国を念頭に、WHOが「加盟国の不当な政治的影響」を受けたとも批判した。
これに対しテドロス氏は「WHOは公平で、全ての国に奉仕する」国連機関だと強調。使命に反するような加盟国の要求は拒否してきたと訴えた。
脱退への動きはアメリカだけではない。イタリアのマッテオ・サルヴィーニ副首相は24日、Ⅹに「米国がドナルド・トランプに対して行ったのと同様に、WHO(世界保健機関)からの離脱を求める連盟の法案が今朝議場で提出された。イタリアはもはや、多国籍製薬会社と手を組む超国家権力センター(イタリアの納税者から巨額の資金提供を受けている)と付き合う必要はない。その1億をイタリアの病人支援と病院と医師への資金提供に使いましょう!と投稿していた。
✅ Presentata questa mattina alla Camera la proposta di legge della Lega per USCIRE dall’OMS (Organizzazione Mondiale della Sanità), come hanno fatto gli Stati Uniti con Donald Trump.
L’Italia non deve più avere a che fare con un centro di potere sovranazionale – profumatamente… pic.twitter.com/nAzR375MeK— Matteo Salvini (@matteosalvinimi) January 23, 2025
他にも、ネット上では、インド、アルゼンチン、ケニアなどが脱退の意向を示していると指摘されている。
脱退を表明したのは何もアメリカだけではない。イタリア含め複数の国々がWHOの脱退を表明。WHOへの不信感は米国に留まらない。そういう小生もあのコロナの対応に対し不信感を抱く1人。発生源すら特定しなかったのでは。果たして日本国にとって残るメリットがあるのだろうか。 https://t.co/kUo5s8B8zv
— 野口健 (@kennoguchi0821) February 4, 2025
米国が脱退する意向を示していることで、日本の分担金負担増加が懸念されている。もしも、米国に続いて複数国が脱退を決めたら、日本の負担金が益々増えることが考えられる。
新型コロナを巡る対応では、WHOが中国のに忖度したのではないかという指摘は多くあがっていた。中国・武漢で行われたWHOによる現地調査に対して、「甘い」「踏み込みが足りない」「信用ができない」という声もあがっていたという。
WHO批判の中では、テドロス氏が「中国寄り」との指摘が多く、非難の声が広がっていた。WHOよりもテドロス氏に疑念がもたれていた。背景にはテドロス氏の祖国エチオピアと中国の関係を指摘する声も少なくない。
そういった声に反応し、テドロス氏は、中国の新型コロナ対策を批判するなど、態度に変化を見せ保身に走っていた。
テドロス氏にWHOは「公平な機関」と言われても、疑問を持つのは当然だ。戻って欲しいのなら、まずはテドロス氏を解任し、組織改革をする方が先決ではないか。
ネットの反応




このままだと日本の分担金が増えてしまうことが考えられます。

客観的に世界中の人達がそう思ってたんだから自己弁護は無意味だよ。