琉球新報社が842人分の個人情報流出の恐れ。読者プレゼントのウェブ応募者
沖縄県の琉球新報社は4日、同社が発行する別刷特集「プロ野球沖縄キャンプ特集2025」の読者プレゼントにインターネットで応募した人の個人情報が、一時閲覧できる状態になっていたと発表した。842人分の氏名や住所、年齢、電話番号が流出した恐れがあるという。
琉球新報社の読者プレゼント 個人情報流出の恐れ ウェブ応募者842人分https://t.co/oJgSvuQAtp
842人分の氏名や住所、年齢、電話番号が流出した恐れがあるという。
同社によると、3日午後1時40分ごろから約1時間にわたり、メールフォームで応募した人の情報が閲覧できる状態になっていた。— 産経ニュース (@Sankei_news) February 4, 2025
琉球新報の報道
琉球新報社(那覇市、普久原均社長)が実施する読者プレゼントの申し込みで、応募者の個人情報がインターネット上で一時閲覧できる状態になっていたことが3日、分かった。
閲覧できたのは3日午後1時40分ごろから同2時40分の約1時間で、応募フォームから申し込んだ842人分の氏名と住所、年齢、電話番号の情報が流出した可能性がある。
問題が起きたのは、同社が今月1日に発行した別刷特集「プロ野球沖縄キャンプ特集2025」の読者プレゼントのウェブ応募。
当初は管理をしていた担当者1人だけが応募状況を閲覧できる設定だったが、3日午後1時40分ごろに別の担当者との間で共有するため設定を変更した。同2時40分ごろ、申し込みをしようとした人からの連絡で、他の登録者の個人情報が閲覧できる状態になっていることが判明した。
連絡があった直後に閲覧ができないよう設定を変更した。3日夜の時点で個人情報流出の被害は確認されていないとしている。
琉球新報社は「このような事態を招いたことを重く受け止める」と謝罪した上で、応募フォームで個人情報を取り扱う際は複数名で動作確認を行い、登録テストを実施する手順を踏むことなどの防止策を示した。
島洋子取締役統合広告事業局長の話 このたびはウェブ上で読者プレゼントに応募してくださった皆さまにご心配とご迷惑をおかけしてしまい、深くおわび申し上げます。このような事態を招いたことを重く受け止め、個人情報の取り扱いには厳重に注意し、再発防止に努めてまいります。
こうなった以上、経緯をもっと詳細に発表し、どのような再発防止策を取るのか詳細を知らせる必要があるのではないだろうか。
国や役所や他の企業などが相手の場合には、思いっきり追求してきた以上、それ以上の対応を見せなければ示しがつかない。