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選択的夫婦別姓、森山幹事長「党議拘束かけずに結論は避けるべきだ」「氏制度はこれまでの歴史的な経過があり、家族の形にも関係する重要なテーマ」
選択的夫婦別姓制度を巡り、自民党の森山裕幹事長は改めて「党議拘束をかけずに結論を出すことはできるだけ避けるべきだ」と述べた。
自民党の森山裕幹事長は4日の記者会見で、通常国会の焦点となる選択的夫婦別姓制度を巡り、関連法案を採決する際の党議拘束の必要性を改めて主張した。「非常に重要な課題であり、党議拘束をかけずに結論を出すことはできるだけ避けるべきだ」と述べた。
党内には、推進派を中心に「党議拘束をかけない方がいい」などの意見もあるが、森山氏は「党議拘束がかかっている法案に対して別な行動をとることは、自民の国会議員においてはいないと信じている」と強調した。
党内議論は今月中旬にも本格化する見通しで、森山氏は「氏制度はこれまでの歴史的な経過があり、家族の形にも関係する重要なテーマだ。主な論点や考え方を整理しながら、進めてほしい」と語った。
森山幹事長は、昨年の第50回衆院選のアンケートでは、選択的夫婦別姓について無回答だった(参考)が、2021年の第49回衆院選アンケートでは反対と回答していた(参考)。石破首相が総裁選で賛成を訴えたが、衆院選では無回答だった(参考)ので、その影響だろうと、勝手に推察する。
記事内でも「氏制度はこれまでの歴史的な経過があり、家族の形にも関係する重要なテーマだ」と述べているように、おそらく反対派のひとりと考える。
党内の議論を見届けるようだが、森山幹事長が先頭に立って「旧姓の通称使用の拡大」を訴え、党内をまとめて欲しいところだ。