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県議会で担当部長が思考停止か?「ガードレールは歩行者の自由な通行を妨げる恐れがある」⇒安全と自由な通行を両立させる方法あるでしょ?県は人命よりも抗議活動優先?
県議会2月定例会の代表質問で、死傷者が発生した名護市安和桟橋にガードレールの設置を防衛局が求めているにもかかわらず、ラバーポール設置で対応していたことが取り上げられた。
県の対応を巡って、防衛局は県に「意図的にトラックの進路上に出るなどの妨害行為を防止できず、このような対応は事故の状況や背景を無視したもの」「意味のある対策にならない」と抗議した。
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事を巡り、新垣氏は沖縄防衛局が妨害行為に対する安全対策として、安和桟橋でのガードレール設置を県に求めている件をただした。
前川部長は「ガードレールは歩行者の自由な通行を妨げる恐れがあることから、道路管理者としては設置は認められない」と述べた。現場の安全対策は防衛局も行うべきとの考えを示した。
とても県土木建築部長の発言とは思えない。抗議活動の邪魔をさせたくないらしく、思考停止の状態だ。歩行者の安全と通行のしやすさを両立させるべきだ。ラバーポール設置など対応していないと同じだ。ガードレールが進路妨害になるのなら、横断歩道と信号を設置するなり、横断歩道橋設置などの検討をすべきではないだろうか。死傷者が出た以上、安全対策を徹底するのは、行政として当然のことだ。
これでは県民の安全など二の次で、県行政が抗議活動を支援していると言わざるを得ない。もし費用のことを懸念しているのなら、ワシントン事務所の経費を回せばいいのではないか?
こんなメチャクチャな自治体など見たことない。県民は怒るべきだ。