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選択的夫婦別姓制度の世論調査、賛成反対の二択では賛成多数だが、三択では「旧姓の通称使用拡大」が多数に。朝日、共同の二択質問「前提がおかしい」との声も




新聞社が行う選択的夫婦別姓制度に関する世論調査について、同じ新聞社の産経新聞が問題視。

特に、朝日新聞と共同通信の賛成か反対の二択には疑問の声があがっているとのこと。

選択的夫婦別姓制度を巡る報道各社の世論調査で、制度導入の賛否の二択で質問した場合と、旧姓の通称使用拡大を含めた複数の選択肢を提示した場合では回答結果が大きく異なった。自民党では旧姓の通称使用拡大の議論が進む。党内の一部には、この選択肢を排除し、二択で質問し続ける報道機関への不信感が募っている。

16、17両日に公表された共同通信や毎日、朝日、読売の世論調査では、今国会の焦点となっている選択的夫婦別姓制度に関する質問がいずれも盛り込まれていた。ただ、質問の選択肢の内容は各社で分かれた。

選択的夫婦別姓制度導入について「賛成」か「反対」の二択で回答を求めたのは朝日と共同だ。朝日は同制度に関し「法律を改正して、夫婦が同じ名字でも、別々の名字でも自由に選べるようにすることに賛成ですか」と質問。賛成が63%、反対が29%だった。旧姓の通称使用拡大についての質問はなかった。共同は同制度導入の賛否を尋ねた上で、旧姓の通称使用拡大について「名字変更で生じるさまざまな問題や不便が解決すると思いますか」と質問し、「解決しない」が58・1%に上った。

一方、毎日は同制度の導入や旧姓の通称使用拡大、両方を進める、両方を進めないとの選択肢を用意。いずれの回答も16~24%に分散した。読売は3つの選択肢を示し、「夫婦は同じ名字とする今の制度を維持しつつ、通称として結婚前の名字を使える機会を拡大する」との回答が46%で最も多かった。

選択的夫婦別姓制度を巡っては、自民党内ではかねてから「二択では、国民の声を正確に受け止められない」(党若手)との意見が根強くある。自民党関係者は「一部報道機関は質問の前提がおかしいのではないか」と不満を口にした。

引用元 選択的夫婦別姓めぐる朝日、共同の二択質問 「前提がおかしい」自民党内に不信募る

記事では朝日、共同、毎日、読売の調査を紹介しているが、産経新聞が行った調査では「法整備に「賛成」との回答は28・0%」「法整備に「反対」との回答は18・7%」「「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用を広げる」との回答が51・7%と過半数を占めた」だった(参考)。

二択だと導入賛成が上回るかもしれないが、「旧姓の通称使用拡大」を含めると、旧姓使用拡大が最も多い。「選択的夫婦別姓を時代が導入を求めている」などと言う立憲議員がいるが、求めていない国民が多数となった。とはいえ、賛成の28%も決して無視していい数字ではない。

立憲などの野党が今国会での成立を目指しているようだが、政治家が突っ走って答えを出していい問題ではないと思う。決めるにしても、導入するにしてもしないにしても、慎重な議論が必要だ。

メディアも三択四択五択と、あらゆる選択肢を国民に紹介して、国民が一緒に考える環境を用意して欲しい。

ネットの反応

この件だけは国民投票で行うべきだと思う。

政治家が取り組んだら党利党略を絡めるから国民の意見を反映できるとは思えない。

これは世界の流れなどという安易な考えで決めてはいけないと思います。議論に議論を重ねてきちんと国民に説明した上で、それこそ国民投票でもいいぐらいの事案かと思います。
なんとなく政治に興味の無い層が「自由に選べるなら良いことだ」と安易に賛成しそうな争点だけど、なかなかハッキリと結果が反対に振れていることからして、かなり一般人にも拒否感が強いことが伺えますね。
報道ベースでやってる夫婦別姓実現を擁護するような流れとは違い、賛成している人は実際はそれほど多くはないということです。なぜこの問題を政府やメディアが騒ぎ立ててるかは知りませんが、それよりも優先しなけばならない重要な案件が他にはたくさんあることを私たちは認識したいですね
メディアはいろんな選択肢を取り上げるべきではないか
朝日、共同などはもはやメディアではないのか







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