
小沢さん「自分の内閣を作れば、自公に頭下げて(政策実現を)頼み込むことはなかった。どうしてそういう発想にならなかったのか」→参議院はどうするの?
立憲民主党の重鎮でありながら、存在感が全くない小沢さん。そんな小沢さんだが、テレビのコメンテーターのような無責任な発言を繰り返している。
野党の姿勢に疑問を持っているようで、「自分の内閣を作れば、自公に頭下げて頼み込むことはなかった。どうしてそういう発想にならなかったのか」と記者会見で語った。
確かに小沢さんの言う通りだが、小沢さんの頭の中には衆議院しかないのか。参議院では与党が過半数を持っていることを完全に忘れている。
かつての剛腕も今ではテレビのコメンテーターの発言をすることでしか存在を示せない。そろそろ引退すべきではないか?
参議院の存在を忘れている小沢さん
離合集散を繰り返す旧民主党系政党。そんな旧民主党系の中でも重鎮がいる。それが小沢さんだ。
重鎮としての役割を期待したいが、近年の小沢さんはテレビコメンテーターのような無責任な発言ばかりが目立っている。
先日も記者会見で、現在の野党の姿勢について「衆院選から2~3日間で、まとめなくてはいけなかった。自分の内閣を作れば、自公に頭下げて(政策実現を)頼み込むことはなかった。どうしてそういう発想にならなかったのか、本当に不思議なんだよ。「もう野党でいいんですか」って聞いてごらん。(国民民主党代表の)玉木雄一郎くんにも。」と発言していた(参考)。
確かに、自らの政権であれば、自民党、公明党と協議することなく政策を実現できる。しかし、だ。小沢さんは肝心のことを忘れている。
それが参議院の存在だ。
国民民主党の榛葉さんは、首班指名について問われた際、「参議院は140議席、与党が持ってるんです」「仮に、ずる賢い与党だったら、野田さんに総理やらせて、1本も(法案が参議院で)通んないよ。『やっぱ野田政権だめじゃないか』。また自民党政権に返って、安定政権だ」「出口の参議院で野党全部合わせたって108人ですよ。1本も通んないよ」と現実を指摘していた(参考)。
(出典 参議院)
小沢さんは与党が過半数を持っている参議院をどのように攻略するつもりだったのか。
政治経験豊富、そして剛腕と言われた小沢さんの面影は完全に失われている。