
次世代エネルギーとして期待の核融合発電の実現に一歩前進か。世界初、AIで装置のプラズマ状態予測
次世代エネルギーとして期待される核融合発電の実現に向け、一歩前進か。
次世代エネルギーとして期待される核融合発電の実現に向け、NTTと量子科学技術研究開発機構(QST)は17日、人工知能(AI)を活用し、核融合反応の状態を予測する手法を確立したと発表した。AIを活用することで、計算にかかる時間を大幅に短縮し、不安定な核融合反応をリアルタイムで制御できる可能性が高まった。政府は発電実証を行う「原型炉」の建設開始を5年以上前倒しし、2030年ごろを目指している。
核融合発電は水素などの軽い原子同士をぶつけて核融合反応を起こし、発生する熱エネルギーで発電する。燃料となる水素を1億度以上に加熱し、高速で不規則に運動をするプラズマ状態に変化させることで核融合反応が起こる。
ただ、プラズマは不安定で、磁力で一定の領域にプラズマを閉じ込め、長時間、高密度状態を維持しなければ、連続的に反応を起こすことはできない。
今回の実証では、異なる状態を学習した複数のAIが予測。司令塔役のAIがそれぞれの予測結果を統合して最適な答えを出すモデルを構築した。多様な計測データは相互に関係しているため、従来は複雑な計算を段階的に行う必要があり、答えが出るまでに時間がかかっていたという。
以下ソースで
ネット上でも話題となっているが、皆さんが気になっているのが技術の流出のようだ。「大丈夫?中国人いない?」「研究チームに中国人混ざってない?」というコメントが寄せられていた。
他にも、核融合発電の実現に期待を寄せるコメントがあがっている。
ネットの反応

とにかく、海水から抽出した水素で発電して、出てくるのは水なんだから、地球にやさしいのは確かだろう。現在できうる限りの科学技術で、成功に持っていってほしい。

AIと量子コンピュータの技術が確立したら、科学分野の研究のスピードが激増する。
世界が変わるんじゃなくて、世界が変わる速度が変わる。
これは本当にすごい。

数十年は実現しないのではと言われていた核融合技術が見えてきたら、何をやっても行き止まり状態の再エネ迷走に終止符が打たれるかもしれないほど、エネルギー製造力が桁違い。期待しかない。

今さらながら、スーパーコンピューターの開発について「二番じゃダメなんですか?」と言い放った政治家の顔を思い出す。