
中国企業所有の鉱山ダム決壊で、ザンビア国民6割が利用する川が一夜にして「死の川」に
中国企業がザンビアに所有する銅鉱山から流出した酸が、鉱山ダムの決壊により付近の川を汚染。ザンビア国民の約60%が利用する川が「死の川」になってしまったという衝撃のニュースをニューズウィークが伝えた。
<中国がザンビアに所有する銅鉱山は環境規制違反が指摘されていたが、廃棄物を貯めたダムが決壊したことにより100キロ下流にまで国民生活に深刻な影響が出ている>
中国企業がザンビアに所有する銅鉱山から流出した酸が、付近の河川を汚染し、「壊滅的な結果」をもたらしている。現地で撮影された映像からは、有毒な成分を含む大量の水がダムから流出し、河川がまさに「死の川」の様相を呈している有様を見て取ることができる。
この流出事故により、ザンビアの銅生産における中国企業の存在感の高まりに注目が集まっている。銅は、スマートフォンをはじめとする電子機器の製造に不可欠な金属だ。ザンビアは、アフリカ2位、世界でもトップ10に入る銅生産国であり、主要輸出品としてこの金属に依存している。
中国がザンビアに所有する銅鉱山は、労働法や安全規則、環境基準に違反している、と非難されている。ザンビアは巨額債務を抱えており、中国からも40億ドルを借りている。2023年には債務不履行に陥り、債務再編を余儀なくされた。
ザンビア工学協会(EIZ)の調査チームによれば、2月18日、鉱滓(こうさい)ダム(鉱山廃棄物を貯蔵するための土堰堤)の決壊により、推定5000万リットルの廃棄物がカフエ川に流出した。
■「一夜にして、この川は死んでしまった」
ザンビアの人口は約2000万人。その約60%が、全長1600キロほどのカフエ川流域に暮らしており、農業、工業、漁業に利用している。ザンビアのハカインデ・ヒチレマ大統領は、この事故を「クライシス(危機)」と呼び、野生生物と国民生活の両方が脅かされていると警告した。
以下ソースで
A tailings dam collapsed at a Chinese-owned copper mine, releasing 50 million liters of toxic waste into the Kafue River. This river serves as a vital resource for millions of Zambians. This is how China’s partnership with Zambia, the partnership for exploitation. 1/3 pic.twitter.com/KhqsOnG3bG
— Pedro Domingoes (@domingoes16) March 17, 2025
Contamination of the Kafue River 😔
“Failure to protect and failure to prevent.” pic.twitter.com/WIyRizAfTX— Nezaiah Mwila Mumba (@lufwanyamaduke) March 20, 2025
ネットの反応

誰に採掘権を与えたのか。
誰から借金をしたか。
付き合う人間を選ぶことの大切さを知るよい機会になったのでは?


これはヤバイでしょ。

銅を取り出す際にはいろいろな重金属を排出したり薬品やら使用した汚染水を
垂れ流したりしているのでしょう。一番問題なのは上流で排出すると下流域が総て汚染水になってしまう事。

この国は何でもあり。そして、他国の法律やルールは無視し、自国や自身の都合で物事を進めるイメージしかない。