
尖閣沖で中国海警局の船が92時間領海侵入。海保が「領海外へ退去させた」と異例の公表
沖縄県の尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入した中国海警局の船は、92時間も居座り「2012年に政府が尖閣諸島を国有化して以降、最も長くなりました」とのこと。
今月21日に沖縄県の尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入した中国海警局の船は、いずれも24日午後10時すぎまでに領海を出ました。今回の領海侵入は92時間余り続き、2012年に政府が尖閣諸島を国有化して以降、最も長くなりました。
第11管区海上保安本部によりますと、今月21日の午前2時前、尖閣諸島の南小島の沖合で中国海警局の船2隻が日本の漁船の動きにあわせるように日本の領海に侵入したのに続き、翌22日の午前2時半すぎからはさらに別の2隻が相次いで侵入しました。
これら4隻の中には、日本の漁船の動きにあわせて領海の外に出た船や、いったん領海から出たあと再び侵入した船もありましたが、いずれも24日午後10時すぎまでに領海を出ました。
今回の領海侵入は92時間8分にわたって続き、過去最長だったおととし、2023年3月30日から4月2日までの80時間36分を上回り、13年前の2012年に政府が尖閣諸島を国有化して以降、最も長くなりました。
海上保安本部は再び領海に侵入しないよう中国海警局の船に対し警告を行うとともに警戒を続けています。
これはも領海侵入では済まされない。侵略への布石と言っていいだろう。
別の報道によると「海上保安庁は24日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に侵入した中国海警船2隻を領海外へ退去させたと発表した。海保の公式発表は異例だが、中国公船による領海内への連続滞在時間が平成24年9月の尖閣国有化以降、過去最長になったことを踏まえ、中国側への対抗措置として内外にアピールする狙いがあるとみられる」とのこと(参考)。海保も、厳しい対応を取るようになったようだ。
後は政治だ。この様な愚行を繰り返す中国になぜ媚びへつらう必要があるのか。一刻も早く尖閣に施設を設け、自衛隊なり公務員を常駐させるよう決意すべきだ。
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