
奈良県のK-POPライブ、予算審査特別委員会で否決も本会議で賛成多数となる可決⇒知事「期待に応えることができてよかった」
奈良県が10月に予定しているK―POPアーティストのコンサートを含むイベントについて、奈良県議会の予算審査特別委員会でイベントの費用を盛り込んだ令和7年度一般会計当初予算案を反対多数で否決したのだが、本会議では一転し、賛成多数で可決され、ライブが開催される見通しとなったという。
25日午後、奈良県議会の本会議が開かれ、日本維新の会や自民会派の一部などの賛成多数で知事提出の予算案が可決されました。奈良県の山下真知事は議会閉会後、報道陣の取材に応え、「K-POPライブ」の予算も盛り込まれたことについて「予定通りイベントを開催できることになったので関係者の期待に応えることができてよかった」と語りました。
今月19日、本会議に先立って行われた予算を審議する特別委員会では、県が推進する「無料K-POPライブ」などを巡り疑問の声が上がり、自民会派や共産の県議が反対に回り、否決されていました。
25日の本会議では、自民会派の一部が予算案の賛成に回り、委員会の結果とは一転、予算案が可決されました。自民党の票が割れた結果で、知事案に賛成したのは自民の一部、維新、立憲民主、公明、無所属議員で、知事案に反対したのは自民の一部、共産でした。「K-POPライブ」の予算は来年度予算として盛り込まれることになりました。
山下知事は閉会後、報道陣に「予定通り(K-POPライブの)イベントを開催できることになったので関係者の期待に応えることができてよかった」「これだけ有名になったイベントなので客席はいっぱいになるだろうと思います」と苦笑しながら話しました。
■「無料K-POPライブ」巡り紛糾
県議会の委員会で疑問の声が相次いだのが、今年10月に県が開催を計画している「無料K-POPライブ」でした。この無料ライブは、奈良県と韓国・忠清南道との友好提携15周年を記念したもので、当初は奈良公園で開催し、約9500人が無料で鑑賞できる計画でした。去年12月の県議会では、このライブに約2億7000万円を支出する補正予算案が可決されたものの、賛成した議員の一部からも費用対効果などを疑問視する声が起こり、知事は予算の縮減を迫られていました。
以下ソースで
そもそも文化交流事業の一環がなぜK-POPライブなのか釈然としない。そして、日韓交流イベントと言いながら、日本のアーティストを呼ぶ予定がないというのだから、目的が定まっていないにも程がある。
予算削減の報道の時には、山下知事はK-POPアーティストについて「『SA級』や『B級』に達しないレベルのアーティストが来るのではないか」などと言っていたが、無名のアーティストを呼んで客席がいっぱいになるだろうか。そこまでして開催する意味があるのだろうか。
ネットの反応


k-pop 好きのためだけの無料コンサート。


