
李在明氏が次期大統領選出馬正式表明「本当の韓国をつくる」と宣言⇒「本当の韓国」とは?
韓国の最大野党・共に民主党の李在明氏が尹錫悦氏の大統領罷免に伴う次期大統領選への立候補を表明した。
次期大統領にふさわしい政治家を問う世論調査でトップの李氏は「本当の韓国をつくる」と宣言。
韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は10日、映像メッセージを通じ、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の罷免に伴い6月3日に実施される大統領選への出馬を正式に表明した。
李氏は「本当の韓国をつくる」として、「K(韓国)イニシアチブ」という国のビジョンを掲げ、「韓国国民の素晴らしい道具、最高の道具になりたい」と訴えた。そのうえで、「『Kカルチャー』に加え、ろうそく革命、無血の平和革命により権力を引きずり下ろした、世界の歴史にない『K民主主義』を示した」とし、「これを『Kイニシアチブ』と通称したい」と表明。「規模は小さいがソフトパワーの側面で世界をさまざまな領域でリードする国を必ずつくりたい」と強調した。
国政の最優先目標としては経済成長を示し、「韓国経済はさまざまな面で四面楚歌のような状態」として、「政府の役割が重要だが、この3年間、政府は経済を放置した」と尹前政権を批判した。また、「政府が推進する人材育成、大々的な技術、研究・開発投資で生き残ることができる」とし、「食べていく問題が最も重要だ」と訴えた。
外交分野については、「韓米同盟も重要であり、韓米日の協力関係も重要だが、一貫した原則は『韓国の国益最優先』」とし、「競争する領域では競争し、協力する領域では協力し、対立がある領域では調整する」との方針を明らかにした。
目標達成の方法としては、実用主義と迅速性を挙げた。「赤か青かではなく、どちらがより有用で必要かが最高の基準になるべきだ」と主張した。
「本当の韓国」がどういうものか興味があるが、おそらくトランプ大統領に嫌われ、日韓関係は悪化し、「史上最悪」と言われた文政権と同じ道を辿ることになのでは?と予測している。是非、予測を裏切って欲しいと願う。
石破首相は「いかなる政権になっても、今年は国交回復60周年の年でもあり、日韓の協力は、安全保障面のみならず我が国の独立と平和、あるいは地域の平和にとって極めて重要と認識している」「今後、近々に大統領選が行われる。韓国の民主主義が判断されることだが、どういう状況になっても、私どもとして日韓の緊密な連携は極めて重要という認識のもと、政府として最重要課題の1つとして取り組みたい」などと述べていたが、相手の出方次第では対応を変える必要があることを肝に銘じておくべき。最重要は日本の国益だ。
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