
ロイターの企業調査で、次期首相に最もふさわしい候補者、高市氏が30%、石破氏の続投が10%
ロイター通信が日本企業を対象に行った調査によると、次期首相に最もふさわしい候補者は、高市氏が30%、石破氏の続投が10%だったという。
衆院解散の話も出ておらず、なぜ今か?とも思ったが、石破政権誕生から約半年でアンケートを取ってみたのだろうか。それとも内閣不信任を視野に入れてのことだろうか。
ロイター通信が日本企業を対象に行った調査によると、石破茂首相の政権運営について「やや期待外れ」「大いに期待外れ」と答えた企業が合わせて9割を超え、「期待通り」は1割弱だった。最適なリーダー候補のトップは高市早苗前経済安全保障担当相で、約3分の1が支持している。
ロイターによると、調査は今月2~11日に実施。505社に調査票を送り、222社が匿名を条件に回答した。石破政権の成果に「期待通り」と答えたのは9%、「やや期待外れ」が58%、「大いに期待外れ」が33%だった。
ある運送会社の幹部は「期待していたが、今のところ目立った成果は何も出ていない」、卸売会社の幹部は「景気浮揚に十分な貢献をしていないと思う」と書いた。
次期首相に最もふさわしい候補者は、高市氏が30%、石破氏の続投が10%、林芳正官房長官と国民民主党の玉木雄一郎代表がそれぞれ8%だった。
「石破茂首相の政権運営について「やや期待外れ」「大いに期待外れ」と答えた企業が合わせて9割を超え」とあるが、石破ショックが起こった時点で、ある程度予測できたのではないだろうか。
新聞各社の世論調査の内閣支持率でも「不支持」が「支持」を上回っている。残念なことに、企業と国民共に石破政権にはがっかりしているようだ。
石破首相自身の不人気もさることながら、森山幹事長や宮沢税調会長などの執行部メンバーが悪目立ちし過ぎで、内閣でも岩屋外相や村上総務相などの閣僚が足を引っ張っている印象が強い。
石破首相自身も、度々「迷走」と指摘されている。石破首相が強いリーダーシップを発揮できていないことが大きな要因と考える。
しかし、なんだかんだ言っても、石破政権であるうちは、石破首相に頑張ってもらわないと、日本が困るというのが現実。