
立憲民主党の野田さんが榛葉さんの発言を「我々が急に変わったかのように印象づけすることはフェアじゃないと思いますね」と批判→印象付けは野田さんもやっていましたよ!!
迷走に迷走を続ける立憲民主党。その迷走っぷりを鮮明になったのが消費税をめぐる対応だ。
消費税減税に消極的な姿勢を示していたものの、野田さん率いる執行部は1年間の限定で減税する方針を公約に盛り込むというのだ。
この野田さんの対応に榛葉さんが噛みついたが、野田さんは「印象付けをすることは、フェアではない」と必死に抵抗をしている。しかし、だ。先の衆院選では野田さんも与党候補の印象付けに注力していた。
他人するのは良いが自分がされることは許せない。そんな矛盾した姿勢が野田さんからは窺える。
榛葉さんに必死に噛みつく野田さん
立憲民主党の存立にかかわる大きな争点に一つの答えが出た。それが消費税をめぐる対応だ。
野田さんは25日の記者会見で1年間に限り食料品の消費税率をゼロに引き下げることをめざす考えを表明したのだ(参考)。消費税減税を掲げていたと思えば引っ込め、そしてまた減税を掲げる。迷走しているという表現がぴったりの立憲民主党だが、当然、他の野党から批判の声があがった。
国民民主党の榛葉さんから上がった批判に、野田さんは「党としては、言ってきたこともあります。それを急に、ご自身たちは減税を言っていて、我々が急に変わったかのような印象付けをすることは、フェアではないというふうに思いますね」と頑張って反論している。(参考)
(出典 衆議院)
「印象付けをすることは、フェアではない」と訴える野田さんだが、衆院選中のご自身の発言は“印象付け”ではなかったのか。
昨年行われた衆院選で野田さんが発した言葉が刑事告訴される事態になっているのだ。
自民党の高鳥修一前衆院議員は14日、東京都内で記者会見し、昨年10月の衆院選の際、立憲民主党の野田佳彦代表の演説で「裏金」「脱税の疑いがある」と指摘されたとして、公選法違反(虚偽事項公表)と名誉毀損(きそん)の罪で地元・新潟県警に刑事告訴したことを明らかにした。「何の根拠もない。公党の代表としてあまりに軽率で絶対に許すことはできない」と訴えた。
(出典 自民党)
高鳥さんの言う通りであるなら、「何の根拠もない」発言は印象付け以外の何物でもない。
野田さんは、他人を印象付けることは問題ないが、自身を印象付けることは問題とでも考えているのか。
一時はまっとうと思われた野田さんだが、やはり立憲民主党はあくまで立憲民主党だったようだ。このようなダブルスタンダードの政党が政権を担うようなことがあれば、悪夢を上回る地獄になるに違いない。