
党首討論で参加要件緩和を求めていた野党。。。自業自得なのでは?
久々の党首討論が行われ、野田さん、玉木さん、そして前原さんが石破首相と対峙した。
この党首討論では共産党の出番がなかったが、共産党は事前に驚くことに参加要件の緩和を求めていたという。
自らが参加できなければルール変更も辞さない共産党。しかも参加要件を確認すると共産党の自業自得としか言えない動きがあったのだ。
ルールを作るのが国会議員の仕事。ルールは守って頂きたい。
党首が参加できなかった共産党の呆れた行動
今国会では初の党首討論が23日に行われた。その党首討論では野田さんが日米関税交渉で赤沢大臣が「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(MAGA)」と記された赤帽子をかぶったことを「朝貢外交」とあげつらった。(参考)
せっかくの党首討論にも関わらず、レベルの低い質問しかできないのか呆れるしかなかった。
そんな党首討論だが、共産党の姿がなかった。党首討論は、野党党首は所属する院の国家基本政策委員会の委員として首相と討論する形を取っている。また衆参両院の事務局によると、いずれかの院で10議席以上を持つ政党であることも要件の一つとされている。
どうして共産党の委員長が議席数をクリアしているにも関わらず、党首討論にいなかったのか。答えは明確で国家基本政策委員会の委員になっていないからなのだ。
(出典 衆議院)
共産党は党首討論への参加を求め、調整に動いていたというが、驚くことに今国会で衆院国家基本政策委の委員割り当てを希望しなかったという。党幹部は「他の委員会ポストの獲得を優先した」としている。(参考)
希望せず、他の委員会のポストの獲得を優先した結果、党首討論に参加できず。これは自業自得としか言いようがない。自業自得であるにも関わらず、なぜ出席要件の緩和を求めたのか理解に苦しむ。
委員長を務めた泉さんもXに次のような投稿をしている。
産経記事には、
「も要件の一つ」と書いてありますので、どちらも正しいことになります。他の要件は、例えば「国家基本政策委員会の委員枠を確保し、党首が委員になる」があるのですが、共産党は党の判断として、国家基本政策委員枠を確保しませんでしたので、党首討論には立てませんでした。 https://t.co/xbXpZc8MeU
— 泉健太🌎立憲民主党 (@izmkenta) April 24, 2025
この投稿を見ても泉さんが特段問題視していないことを窺える。
共同通信の報道によると、次の党首討論は6月に予定されているという。次回の党首討論でも共産党は参加を求める方針のようだが、ルールはルールだ。共産党に限らず、いかなる政党も特別扱いせず、国会にはルールを守るという姿勢を示してもらいたい。