
インドがミサイル攻撃、パキスタンは報復を示唆。両国は核保有国。最も懸念は報復の応酬のエスカレート
インドがパキスタンをミサイル攻撃。カシミール地方のインド側支配地域で先月、観光客ら26人が死亡したテロ事件を受け、パキスタン政府の関与を主張するインドが報復に出た形とのこと。
インド政府は7日早朝、パキスタン国内および同国と領有権を争うカシミール地方のパキスタン支配地域の計9カ所を攻撃したと発表した。両国をめぐっては先月末、カシミール地方のインド支配地域で観光客が武装集団に銃撃され殺害されたことを受け、パキスタンが貿易停止などの対インド報復措置を発表。対立激化への懸念が高まっていた。
パキスタン軍は国営メディアに対し、パキスタン国内と、カシミール地方のパキスタン支配地域の計3カ所がインド軍のミサイル攻撃を受けたと語った。子供2人を含む8人が死亡したという。
カシミール地方のパキスタン支配地域ムザファラバードの住民は、複数の大きな爆発音で目が覚めたと、BBCに語った。
ロイター通信は、カシミール地方のパキスタン支配地域で激しい砲撃や大きな爆発音が報告されていると伝えた。
パキスタン軍の報道官は、パキスタンが「時と場所を選んでこれ(攻撃)に対応する」とした。
「我が空軍のジェット機はすべて上空で待機している。これは、インド領空内から行われた恥ずべき卑劣な攻撃だ」と、報道官は付け加えた。
先月22日にカシミール地方のインド支配地域で観光客グループが武装集団に銃撃され、26人が殺害されて以降、両国の関係は急速に悪化している。
カシミール地方のインド支配地域では、数十年にわたる反乱で何千人もの命が奪われている。
1947年にインドとパキスタンが分離してイギリスから独立して以降、カシミール地方は分割支配されてきた。どちらも互いにカシミール全域の領有権を主張しており、2度の戦争と限定的な紛争を繰り返してきた。インドとパキスタンは共に核保有国。
以下ソースで
最も懸念すべきは報復の応酬がエスカレートし、核の使用まで発展してしまわないかということ。
日本政府は両国に自制を促しているようだが、今のところ収まる気配は無さそうだ。
ネットの反応


インド陣営:米国・欧州・イスラエル・ロシア
パキスタン陣営:中国・イラン・トルコ
と、この問題では米露が同じ陣営にいる点だ。

一気に加熱しそう。
