野田代表、消費減税に否定的な自民に「無策でいいのか」⇒野田さんは軽減税率を「天下の愚策」と批判していましたよね？愚策を公約にするの？
立憲民主党の野田代表が消費税の減税に政府・自民党が否定的であることについて批判。
立憲民主党の野田代表は9日の記者会見で、消費税の減税に政府・自民党が否定的であることについて「減税もやらない、一律給付も消えた。無策でいいのか問われるのではないか」と批判した。
野田氏は会見で、政府・自民党がトランプ関税や物価高を受けた経済対策として、消費税減税には否定的であることについて「それぞれの政党が決めることだが、減税もやらない、一律給付も消えた。物価高対策は無策ということだ。無策でいいのか問われるのではないか」と述べた。
消費税の減税について立憲は原則1年の時限的な食料品の消費税ゼロを参院選の公約に盛り込む方針を打ち出している。
野田氏は、立憲案について、飲食店への影響が大きいとの批判が国民民主党などから出ていることについて「よく検証しなければいけない。制度設計の中で、その検証を踏まえてどういう対応するかだが、例えば20％の標準税率の中で食料品はゼロという国もあるが、そこで飲食店に甚大な影響が出たという話を聞かない。8％から0％になる影響はもちろんあるが、そこまでの影響があるのかどうかも含め検証して対応したい」と述べた。
さらに、減税の財源に赤字国債をあてるべきだとの他党の主張について、「赤字国債でいいというのは、全国民、将来世代に影響するのではないか。そちらの制度設計自体の方が私は問題だと思っている」と指摘した。
消費税減税をめぐっては、日本維新の会や国民民主党なども消費税減税を訴えている。自民党内にも消費税の減税を求める声はあるが、執行部と政府は否定的な姿勢を貫いている。
よくも言ったものだ。野田代表はつい最近までは減税に否定的で、党内からの減税を求める声に押されて公約に盛り込んだではないか。
それに、他党の政策にいちいち口を突っ込むのではなく、自身の矛盾をどうにかした方がいい。
覚えている人も多いと思うが、野田代表は２０１８年、消費税率１０％への引き上げに伴い導入された軽減税率制度を「天下の愚策」と批判していた。自分で批判した天下の愚策を公約に盛り込むのだから失笑だ。さらに、消費税率引き上げを２回先送りした安倍政権を「大罪を犯している。未来の世代に対して誠に申し訳ない」と批判していたまぎれもない増税派だ。
最近も国民民主党をはじめとした減税政策を主張する動きについて「減税は未来世代からの搾取」としたうえで「未来世代から搾取する政治はやめるべきだ」と訴えていた。
いったいどの口が言うのだろう。代表前は立憲の中でも人格者と思っていた野田さんだが、代表になって人が変わってしまったようだ。思えば泉前代表もコロコロ主張を変えて、代表就任前とは別人になってしまった。立憲の代表とはそういうものなのか。
ネットの反応
今の世代を助けないとそもそも将来世代がいなくなる可能性も高いですよね