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枝野氏、夫婦別姓「反対派は感情論」参院与野党逆転よりも「選択的夫婦別姓に賛同の議員を増やす」⇒最重要政策ってこと???




選択的夫婦別姓を巡り、立憲民主党の枝野幸男元代表は「反対する人には理屈がない、基本的に感情だ。だから(制度導入は)簡単にいかない」と主張。

また、驚くことに、参院で与野党逆転よりも「選択的夫婦別姓に賛成する議員を増やさなくてはいけない」だそうだ。

選択的夫婦別姓制度をめぐり立憲民主党最高顧問の枝野幸男衆院議員が18日、横浜市内で講演し、「反対する人には理屈がない、基本的に感情だ。だから(制度導入は)簡単にいかない」と主張。今夏の参院選を念頭に「与野党逆転よりも、選択的夫婦別姓に賛成する議員を増やさなくてはいけない」と訴えた。

また枝野氏は、日本維新の会が推進する構えの「旧姓の通称使用拡大」についても「人の名前を複数にするなんて、治安維持の観点から駄目じゃありませんか」と批判した。

講演では、姓に関する法制度の歴史を説明。まず実家の氏を名乗る「夫婦別氏制」が明治9年の太政官指令で定められた後、「夫婦同氏制」は31年の民法成立で導入された経緯にふれ、「(夫婦同姓の)どこが日本の伝統文化なのか。わずか100年余りだ」と指摘した。

さらに、離婚後に旧姓へ戻さない選択が可能になった昭和51年の民法改正を挙げ「(戦後も)制度が1回変わっている。この発想からすれば、『選択的夫婦別姓でも構わない』となるはずだ」と主張した。

その上で、別姓への反対意見に対して「反対している男性は不安なんですよ。『(妻から)うちも別姓にしたいといわれるんじゃないか』という、潜在的な不安を抱いている」と独自の解釈を示し、「(背景には)『配偶者は自分の所有物』だという明治民法の感覚がある。理不尽な感情問題だ」と切り捨てた。

枝野氏は立憲民主党神奈川県連のジェンダー平等推進委員会が開いた勉強会で登壇し、支持者ら約100人が参加した。

引用元 夫婦別姓「反対派は感情論」 立民・枝野氏が横浜で講演 通称使用には「治安上の問題」

つまり、参院選の勝利よりも選択的夫婦別姓の方が優先らしい。立憲は前回の衆院選で「政権交代こそ、最大の政治改革」と、政権交代を第一の政策に上げていた。つまり、枝野氏は、この国難の中で立憲の最重要政策が選択的夫婦別姓と言っているに等しい。開いた口が塞がらない。

また、賛成派が常に口にしているが、「わずか100年余りでどこが日本の伝統か」だそうだ。日本の長い歴史から見れば短いが、夫婦同姓制度は、明治時代から約150年かけて定着。現在、戸籍法が制定される前から生存している人がいるだろうか。いない以上、国民すべてが生まれた時から同姓の社会であり、日本に根付いた立派な伝統であり文化だと思う。また、江戸時代には、庶民は苗字はあったが公称できなかったという。中には苗字そのものがなかった人や苗字はあったが知らない(忘れた)人たちもいるという。そんな時代と現代が比較対象になるだろうか。

それに、伝統工芸や食文化、地域産業などで「100年の伝統」とよく表現される。100年続けば立派な伝統ということ。

枝野氏は反対派の主張は「感情的」というが、賛成派の「産まれた苗字を変えたくない」も感情論ではないのか。賛成派の感情論を除けば、賛成派主張は「旧姓の通称使用拡大」でほぼ解決するはず。




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