
野田代表、失言で辞任の江藤農水相「当然だ」「一手遅い」党首討論で任命責任追及へ⇒玄葉さんの発言はスルー?
立憲民主党の野田代表は、江藤農水相の辞任を巡って「当然だ」と批判したうえで、対応が遅いと指摘。さらに任命責任を追及するようだ。
「コメは買ったことがない」などと発言した江藤農林水産大臣が石破総理に辞表を提出したことについて立憲民主党の野田代表は「当然だ」と批判しました。
立憲民主党・野田佳彦代表
「総理の説明責任が求められてくるんじゃないでしょうか。やっぱり常に一手遅いんですよ。問題認識がきちっとされないと問題解決ができないと思いますので、その辺の判断の遅れがずっと続いてるように思いますね」江藤農水大臣の事実上の更迭について立憲民主党の野田代表はさきほど、「当然だ」と断じた上で、石破総理の判断の遅れを批判しました。
野田氏は、きょう行われる党首討論で石破総理に対して任命責任を厳しく追及する方針です。
党首討論で、討論の時間については、通常どおり45分。野田代表の持ち時間は前回と同様なら30分。物価対策などの重要案件に時間が多く使われればいいが、任命責任の追及にどれだけの時間が割かれるのか。
この件に関してはそれでもいいが、失言と言えば、玄葉さんの発言はどうだろうか。
玄葉さんは衆院副議長。議長と副議長は、公平・中立な立場で議会を運営する重要な役割を担っている。しかし、玄葉さんは「福島県連大会で県連常任顧問としてあいさつし、立民が内閣不信任決議案を提出すれば「かなりの確率で通る」と言及した」と報じられた。(参考)
いくら県連大会での発言とは言え、議会運営に関わること。メディアはスルーしているようだが、公平性に欠き、かなり問題ある発言だと思う。
自民党の森山幹事長は、副議長は議長とともに中立・公正が求められるとして「発言は慎重であってほしい」と苦言を呈した。(参考)
ネット上でも「江藤よりもまずいのは玄葉光一郎の発言」「正副議長はこういう発言したらだめでしょ」「議長、副議長はどの政党や思想にも与しない公平で公正な立場にいなければならない」といった指摘が多くあがっている。
メディアが叩かないので野田代表もスルーしているようだ。自分のことを棚に上げるのは十八番だから、世間が騒がない限りはスルーするのだろう。